雪ベルばらフェルゼン編感想・3

2021-02-13雪組公演感想,雪組

image

image

最近花のみちに植えられた「ベルサイユのばら」。
ゴージャス。

●パレード曲でアップテンポになるのは聞き慣れてるんだけど、テンポが極端に落ちるのは珍しいような。
ともみんが歌詞をすっとばしたかと思った。
もともと歌詞の文字数が少ないのね。

●パレードのちぎ歌の元気さにタニオカさんを思い出した。
元気なのはいいことだ…。

●前回の中日公演で顔を覚えたうきちゃんは今回も視線泥棒だった。
やっぱり面白いぞこの娘。

オープニングのばらの少女もぐいんぐいん膝を折って、誰よりも動きが激しいのであった。

「かわいさ」をやりきってる感じがいいの。
あとパレードでの全方位への釣りもね!

●あすくんも面白かったなー。
端っこにいても他者の演技への反応が早い早い。
そして表現が大きい!

侍童は王様に不満げ、衛兵隊は気弱なところを見せつつも熱い。国境警備兵は冷たさが出てました。

●誰しも思うことなのだろうが、アントワネットの牢獄のシーンは「2、3日絶食したくらいじゃ人間痩せないよね…」と。

●月ベルばらのちゃぴロザリーに比べてきゃびロザリーは今にも倒れそう。
顔色が悪いのかな、口紅の色も抑えていて、とっても「食うに困ってます」という感じ。
娘1がやる役じゃなかったからか、貧しさがリアルにくる。

●関所破りのようなことをしようとする 場面。
捕らえようとする国境警備隊、「戦え」というジェローデル。
彼らに対して「もう誰にも迷惑をかけたくない」と、フェルゼン。

この期に及んで何を言うかー!
国境破りが十分迷惑だ!

この男、どうにかしてくれ。

●アントワネットの悪口を散々聞かされてフェルゼンはキレる。
そして封印したはずの剣を手にするんだが、そのときのジェローデルが超嬉しそうなんだ。

ただしジェローデルとしての嬉しさというより、体育会系ともみんの喜びに見えたが。

0