『REON!!』感想・2

星組

●RE3 れみちゃんのバーレスクは評判どおりかっこいい。
青のトップスに黒のホットパンツで踊ります。
これ目当てで公演に通いたくなるレベル(チケットありません)。

れみちゃんは大人っぽくかっこいい女役さんだなぁ。大好きだ。
シャープでスパイシーな持ち味がこれでもかと出ている。
まだまだ若かった月組時代や薄幸感が強かった花組時代を知ってるだけに余計に「すげー!!」と思う。
いつのまにこんなに押し出しのよいスターさんになったのだろう。

彼女がトップ娘役になれなかったことが残念だとも思うけれど、その枠にとらわれない自由さが彼女を生かしているのかもしれないとも思う。

実際、どうなんだろうなぁ。
今のポジションだからこそできることもあるだろうし、けれど今やれることをトップ娘役になったらできないものかと言われるとそれもわからない。

娘役を引き連れて椅子を使ってのダンス。
そしてちえと背中合わせになって腰を落としていくところもかっこいい。

この場面ではどいちゃんの女装がみれます。これもよかったな。
なんせダンスはバリバリ。
身長がそう高くないこともあって、ちえとのバランスはまったく問題なし。
ちなみに顔は女装時の宙OGの珠洲さんを思い出したよ。

予想外に立派な肩から背中のラインだったけど、ダンサーだから筋肉がついてるのは当たり前か。
しかしがっちりしてたわぁ……(けっこうびびった)。

次場面に行く前にちえねねトーク。
踊りまくってぜーはー言ってるちえにねねちゃんがドリンクとハンカチ(タオルかも?)を持ってきます。

ちえはバーレスクの場面の衣装(かっこいい)なんだけど、ねねちゃんは前場のチェックのピンクの衣装で「まだ着替えてなかったのか!」とびっくりしました。
考えてみりゃバーレスクは出てなかったし、次のKARAの衣装で出てくるわけにもいかないんだけど、並んだときのバランスがすごく変です。

「コンビを組んでからなにか面白いことはありましたか?」と話をちえが振り、ねねちゃんが話すという流れです。

12時公演での話題はちえの方向感覚がすごい、という話。
道に迷ったことがないらしい。

ロミジュリの前に本場に行ったとき、ねねちゃんが体調を崩してホテルに帰ることになった。
朝ホテルを出てから何箇所か回ったあとにホテルに帰るので、自力では帰れなくてもおかしくない。
けれどちえはだいじょうぶ。たぶん最短距離で帰れる。

タクシーに乗り違う道を通ろうとする運転手に「レフトレフト」「ライトライト」(これが超日本語テイストな発音)などと伝えながら、気づけばちゃんとホテルの前にいる。

「これだけはすごいんですよ」というちえ。
「全部すごいですけどね」とフォローするねねちゃんでした。

しかしちえはしゃべりとダンスが別人だ。
いきなりゆるくなる。
まったりのったりひらがなトークである。

16時公演のときは、「おもしろいことはいろいろあったんですけどー」と言いながら、「今日はれんくんの本役さんがきています」とねねちゃんが紹介。
ざわめく客席。

れんくんの本役さん=ちえのお兄さんですね。
(ご存じない方のために説明すると、次の場面でちえ作詞の歌があり、そこで幼い日の家族のようすが演じられるんです。そのときお兄さんのAKINOBUさんをやるのがれんたさん)

どの人かはさすがに伝えられませんでしたが、やっぱり背が高いんでしょうか…。

話によればれんたさんはずっと緊張してたらしいです。
ちなみにその回の最後のほうで一人ずつ登場する時、れんたは「AKINOBU」さんのカツラをかぶって登場しました。
すぐに外してジーンズの後ろにしまおうとしたけどできなくて、結局は手に持って踊ってました。

トークのあとはドリンクとハンカチを回収し、ちえの上着を脱がせてぺこっとお辞儀をしてねねちゃんがハケていきました。

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星組

Posted by hanazononiyukigamau