柳生東京楽を見たんだ・2

星組

こっちゃんご挨拶など

・組長さんのご挨拶のあと、こっちゃんのご挨拶だったかと思います。(通常の流れでいけば)
組長・ちーくんがたしかこっちゃんの芸術祭賞新人賞のことに触れてたっけな。
おめでたいです。

こっちゃんの最初のご挨拶後、「サヨナラ宝塚」で幕。

劇場を柔らかい表情で見渡す愛ちゃん。

・2度目のこっちゃんのご挨拶のときに、退団者が前列に出ました。
この日が宝塚の舞台が最後と思えば、感慨も深いでしょう。

「退団者はみなキラキラするものですが、今回も”そんなにキラキラする!?”ってくらいに……。
どんどん白くなっていくのも辛くて、あ、化粧前が」とこっちゃんから。

退団者からの一言

退団者からの一言をもらいます。
それに対してこっちゃんからも一言。トップさんからの返礼って一生の思い出だろうな。

・あまねちゃんは「嬉しい気持ちでいっぱいです」。

「こんなに可愛いのにクールな面を備えていて、クールな状況で面白いことをする」

あまねちゃんのクールさはなんとなく想像つくなぁ。なんとなくだけど。
色でいえばピンクより水色な雰囲気。「澄」の字からのイメージかもしれない。

・りっひーは「今日一日があっという間に過ぎてしまいまして、でも濃い一日でした」。

「りっひーはすごく器用で」
「この鋭い瞳で絶対に敵に回したくない、ロミジュリで仲間でよかった」

敵に回したくない(笑)。

・いろはすは「宝塚に出会えた人生でよかった」

「私の2個下ですが、私のお姉さんなのかなと思うくらい、大きな心で支えてもらいました」

ほんわりと優しい人なんだろうなぁ。そんな雰囲気を感じる。

・かなえ「思い残すことは、先ほどの名前でつまずいてしまい、ここでもう一度自己紹介をさせていただいてよろしいでしょうか」

「すべてプロフェッショナルで。
一番自慢したいことは血はつながらずとも親戚。
音楽学校に受かったときから”1個上に親戚がいるのよ”とおばあちゃんたちに言われた」

まさかの千秋楽に明かされる2人のつながり。
すごいネタをぶっこんできたわ!!!

・あんる「ほんとうに幸せでした」

「新公の長の期をしていたロミジュリとナポレオンとで二人きりでご挨拶回りをした。
長のご挨拶もかっこよくて憧れた」

『ロミオとジュリエット』、そして『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』はこっちゃんが新人公演の主演をしていた作品です。
そうか、新公の長と主演でいっしょにご挨拶に回るのね。
(また一つ宝塚の知識が増えた)

・おとね「こっちゃん率いる星組で幸せな卒業をさせてもらった」

「悩んでいるとき、思い詰めているとき、”こっちゃん大丈夫”と声をかけてくれた。稽古場でもいつも支えてくださった」

上級生さんのありがたさですね。

・愛ちゃん「宝塚に入れたこと、星組の愛月ひかるとして卒業できること、ほんとうに幸せに思います」

「愛さんとの出会いは初舞台、ものすごくお世話になった。
宴会での全身タイツの余興。
みなが思い詰めているときも、いつも場を明るくしてくれたのは愛さんでした」

95期の初舞台は宙組でしたね。
意外なほど、こっちゃんたちと愛ちゃんのつながりはあったのだな。

そして全員登場。

「今年最後の公演、本当にありがとうございました」

カテコ・スタオベ

全員が登場してのカーテンコール。スタオベだったはずです。

愛ちゃんのサヨナラショーのために用意された青のペンライトを持ったまま「星組パッション」、音頭は愛ちゃんが取ります。

星組パッションの説明を愛ちゃんと客席にするこっちゃん。

星組パッションのあと「皆様どうぞ良いお年をおむかえください。そして卒業する7人を」とこっちゃんが促して幕。

幕前トーク、またの名を琴愛漫才

「さよなら皆様」が流れるなかも客席の拍手やまず、上手からこっちゃんと愛ちゃんが登場しました。

以下、走り書きのメモ。
走り書きなのでいろいろ間違ってるかもしんない。

礼「どうですか今の気持ちは」
愛「ほんとうに、宝塚が退団するときってどんな気持ちなんだろうと、どんな景色が見えてるんだろうとか(思っていたけど)
今日、自分が泣くこともなく皆様の愛だけを感じていられるのが奇跡のようでただただ幸せです」

礼「明日なにします、愛さん」
愛「明日なにしよう……寝る?」
礼「ゆっくり疲れをとっていただいて」
愛「どうしよう……」
礼「寝ましょうか」
愛「こっちゃん率いる星組のことは全力で応援しますので、皆さまこれからも星組をお願いいたします」
礼「どうします?」
愛「帰る?」
礼「帰ってほしくなさそうです」

礼「思い出?」
愛「思い出?」
礼「愛さんが来てからオケの方々といっしょに舞台に立たせていただくのも初めてですね」
愛「こっちゃんも言っていたけど完走できたことって当たり前のことじゃないのよね」

礼「心配なんですよ、楽屋が静かになるんじゃないかと思って」
愛「鼓舞する人が」
礼「うちの期、主に瀬央さんですけど一人でしゃべってるんじゃないかと」

礼「ごめんねなおちゃん」

礼「次に愛さんがきたときに、うちの組にいてよかったなと思ってもらえるように頑張りたいと思います」

愛「みなさん愛してます」

手を振る琴に
愛「やめて、写真じゃないのよ、宝塚は」

いきなりぶっこまれるせおっちネタに笑い、楽屋を鼓舞するために愛ちゃんがファントムよろしく楽屋の主になってたらどうしようと想像し、琴愛の漫才ぶりに笑い、でも切なくなり……な東京千秋楽でした。

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