星版ロミジュリをみたんだ・2

2020-12-14星組公演感想,星組

「星のロミジュリをヘビロテしてるんだがめっちゃダンス上手いのがいる。
仮面舞踏会の場面でかなり前のポジだが誰かわからん。
こんな人いたっけ? な感じ」

こんな感じのメールが姉から送られてきたんです。
気になるじゃないですか。
月曜なのに仕事帰りにそそくさと姉の家に向かいましたよ。

姉の家に行き、くだんの場面を見せてもらう。
テルがセンターの場面ではすぐ左後方、テルがいないところではセンターで踊っていたりもする。
たしかにめちゃくちゃダンスにキレがある。
すごい。
「1人だけ、回りと動きのレベルが違うんだけど」と姉の談。

しかし、仮面をつけてるだけあって顔がよくわからん…。
体格は小柄そうである。

「舞踏会に出てるってことはキャピュレット家の人なんだよね? 
これか? と思う人はいるけど自信がない」

足がレッグウォーマーみたいな人なんだけど、と指した人は、みっきー。
えーと、パリス伯爵なんでこんなところに。
キャピュレット家の中にいるけど、この顔はみっきーで間違いないっすよね?

――梅田や博多座公演はそもそも出演者が少ない。大劇場公演の半分から3分の1くらいの人数で全部まかなう。
だからアルバイトもあり。
とにかくみんな、全力でいろんな場面をこなし舞台を作り上げる。

仮面舞踏会のダンサーが、いつもはキャピュレット家のメンバーをやってる人とは限らない。
しかし、パリス伯爵=みっきーが仮面舞踏会の一族の人なわけはない。彼は彼の役でちゃんと出ているんだから。

仮面の下の顔やら身長やら学年その他を考え、「たぶん、れんただな」という結論に達しました。

知らんかった。ダンサーだったんか。
そういやノバボサではピエロだったもんなぁ…。
90期の組内首席だし、できるわけだ。

で、そのれんたさん。
普段はモンタギュー家のほうにいました。姉が見つけられないわけです。

顔芸が激しいです。
動きも激しいです。
小芝居、すごいです。
うまいのに、めちゃくちゃ笑えます。

そーか、きみはこーゆー人やったんか!

顔がわかるとめちゃくちゃ目に飛び込んできます。
で、ついなにをやってるか探してしまいます。
今のところ私の中での位置づけは、雪におけるあすくんに近いですね。――って、ポイントはアゴか?

ツボをつかれながら姉と一緒にれんたの小芝居と顔芸に笑いまくりました。
あー面白いわこの人。

次から星組公演をみるときは、脇のほうで小芝居してるれんたさんを見まくりそうです。

(しかしこんだけ書いておいて、舞踏会の場面の人がれんたじゃなかったら笑うなー)

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