星ロミジュリ新公感想・5

2021-01-31星組公演感想,星組

●今回の新公で唯一積極的に褒めたいのは死を演じたポコちゃん。

なんて美しい。
新公主演経験者だからか生まれもってのものかしらないけれど、スターオーラがあふれてます。
どの場面でも目を引くもの。
美しさに加えてあの体格のよさもいいよなぁ……。

真風の死ほどの禍々しさはないけれど、それでも死としての存在感がある。
シャープな感じ。

本公演でも充分に通用すると思いました。

他キャストとは違って死は歌がないので、それでダンス・芝居に全力を投入できてよかったのかも。
とはいえ、それだけであの出来になるわけはないので、やはりポコちゃんが素晴らしいのでしょう。

●愛役は凰羽くん。新公ヒロインの城妃さんと同じ97期生ですね。

ダンスはしなやかだったと思うんだけど、いかんせん顔がアレでした。
もうちょっとメイクがなんとかならんだろうか。

ていうか、愛役は、新公は3代続けて「愛」って顔をしてないような…。

●ティボルトは麻央くん。

たぶん技術的な面などでタニオカさんっぽいと聞いたことがありますが、「ああ、うん、まぁね…」と思わされるものでした。
私が基本耳音痴でよかったです。

●キャピュレット卿はレイラ。

レイラ+ヒゲ=エロ の図式ががっつり成立していて、そういう意味で素晴らしかったです。
さすが根津ちん……!

長い黒髪を垂らしていて、美しいんだけれど「あれ、大公……?」と思いました。
ちょっとかぶっちゃうのね。

その色っぽさゆえか、パリスとの絡みではなんかゲイっぽく思えました。
すいません。
これは単に私が腐だからなだけかも。

歌がんばれ。
セリフが少し流れちゃうのも気になるところ。

●参考までに、公式HPに出ていない新公配役を書いておきます。

フラメンコの女:夢城

パルマの男:天華・綾・湊

舞踏会の場面のカゲソロ:綺咲

モンタギュー(男):凰姿・凰津・朝水・桃堂・彩葉・湊・夕渚

モンタギュー(女):毬愛・紫・真衣・綺咲・五條・白鳥・美都

キャピュレット(男):翔馬・瀬央・音咲・拓斗・天華・綾・天希

キャピュレット(女):夢城・空乃・早乙女・逢月・華鳥・澪乃・美丘

霊廟のシーンのカゲデュエット:空乃・音咲

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