『灼熱の彼方』オデュセウス編感想・2

7月10日14時半公演の1回しか観ていないので記憶はあまり定かでない…ということをあらかじめお断りしておきます。
あと、感想を書く都合上どうしてもネタバレ的なことが入ってしまうと思うので、そういうのがイヤだと思う方は全力で逃ーーげーーてーーーー。

オデュセウスとコモドゥスとアンヌは幼馴染み。
なんだかんだいって3人は仲良し。幼年時代から話はスタート。
剣の手合わせをするオデュセウスとコモドゥス、それを応援するアンヌ。

時はたち、ローマ皇帝の息子・コモドゥスは暴虐の限りをつくしていた。気に入らぬ相手は死刑か流刑。流刑といっても実質は死刑のようなもの。

その日も大勢の娼婦相手にたわむれていたが、うち1人が彼に刃を向ける。彼女はコモドゥスによって親が殺され、恨みを抱いていた。
しかし敵わず女はコモドゥスの手に倒れる。

コモドゥスが暗殺されかけるのはこれがはじめてではない。
彼は暴虐さゆえに多くの恨みをかっていた。
このような状況でも妹のウィビアは兄が本当は優しいことを知っている、と語る。

ローマにオデュセウスが凱旋してくる。
皇帝に褒美を尋ねられた彼は「旅に出るための休暇を」と申し出る。凱旋のたびに彼はそれを求めているが、人を探していることだけは告げるが誰を探しているかは皇帝に問われても答えない。

旅支度をするオデュセウス。
アンヌを探しているという彼に乳母のユリアは驚きを隠せない。

オデュセウスの回想。
初めての戦いの前に彼はアンヌと会っていた。彼女の手製の赤いバングルを手巻く。
帰ってきたあかつきにはアンヌと…、と思っていた彼だが、彼が戻ってきたときにアンヌは姿を消していた。

回想シーン終了。とある場所に男たちが集っている。
彼らは「太陽の剣」のメンバー。コモドゥスを暗殺するための集団で、先だっての殺された娼婦もその一員だったのだ。
その中にくだんのアンヌもいた。彼女の両親もコモドゥスによって流刑に処され、その恨みによって彼女が暗殺団に加入しているらしい。

「太陽の剣」は暗殺を決行したものの失敗した。
手負いの者もいたことからすばやく身を隠す必要に迫られた彼らが入ったのははからずもオデュセウスの屋敷だった。
政治的なことはさておき客人はもてなすのが家訓だ、と語り彼らを受け入れるオデュセウスの前にアンヌが現れる。声をかける彼にアンヌは「人違いよ」と言うのであった……。

これが第1幕、盛り上がりというものがほぼありませんでした。
これ時間もっと節約できるやろ。1時間かけるような話ちゃうやろ。ストーリーの動き、ほとんどないぞ。

前にも書いたように私はコモドゥス編を観る予定はありませんし、まだはじまってもいない公演がどのようなものか知る由もないのですが、それでも言いたい。
両方の話をまとめて、第1幕をオデュセウス編、第2幕をコモドゥス編にすればよかったじゃねーか。ヘタすりゃ回想シーンだらけになるかもしんないけど。

主役が誰かによって話の見え方がちがう、というのは面白い試みだと思う。
けれど、肝心の芝居がつまらなかったらそれこそ話にならない。
オデュセウス編、つまらなかったもの(ばっさり)。つまんない話の裏側みようなんて興味おきません。

両編は互いに補完関係にあるのかなぁ、と勝手に想像してるんですが、ぶっちゃけなぁ…スズキケイだしなぁ……。補完どころかかえってボロが出るんじゃないかと思ってしまう。

出演者たちは頑張ってるんだろうけれど、あたりまえだけど頑張りさえすれば舞台が面白くなるというわけでもないですから。
新公レベルの若手が大半、しかも「本公演」のお手本はなし。
いくら若手育成の場といってもそれに対して両公演で1万円はないわー。
観るにも時間かかるし、私のばあい地方民だから交通費で万札とぶのよ。

というわけで、どうせつまんないならつまんないで、両編をまとめて見せてくれる親切設計のダブル主演方式でやってほしかったな。
ただその場合、客の入りが今より悲惨なことになってたかもしれないけど。

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