ウィズたからづか・せしるインタビュー

雪組

ウィズたからづかにせしるのインタビューが出てます。 →コレ
美女!

娘役転向について。


 「お稽古場で小池修一郎先生に『もっと内面から表現しなさい』と言われ、化粧を全部落とし、無表情で、いかに体だけで表現できるかということだけを考えて踊ったところ、体の中から沸々と湧き上がってくるものがあって、これは何だろうと。“愛”として存在している間、私はとても幸せでした。男役としてはやりたいことをやったのではないかなと、1年間ほど自分自身に問いただし続けた結果、これからは新しい自分を見つける旅をしようと決心し娘役に転向しました」

タカスペ以来、小池センセイの名前を見るだけで笑いがこみあげてくるのですが(みっきー、罪な人だ……)、それはさておき、せしるの娘役転向のきっかけはロミジュリの「愛」。
実際に転向するまでは1年ほどかかったのですね。


「転向したときから心がけているのは、11年間学んできた男役の芸を封印するのではなく、芸にプラスしていきたいということ。お芝居に限らずショーでも、男役の要素が役に立つことは多いです。目の使い方や、意識のもっていき方など、今は男役の要素をどれだけ出せばいいかなという調整を自然とやっている自分がいて、毎公演、すごく楽しんでいます」

せしるに限らず、転向組の扱いがよくて入団時からの娘役が割をくうことは多い。
それを良く思わない向きもおられるでしょうが、娘役芸に磨きをかけることは忘れず、元男役としてせっかく身につけたスキルは生かしてほしい。

ついでに、せしこの出身校・聖母被昇天学院(すごい学校名やなぁ……)の学校報。 →コレ
2012年3月9日のものなので、男役としては最後の公演『ドン・カルロス/Shining Rhythm!』がはじまったころ、つまり転向直前です。

「将来はどんな男役になりたいですか?」と問われての答え。


昔はそう聞かれたとき「包容力のある男役を演じたい」と答えていたのですが、娘役をする機会が増えるにつれ、自分の中から“男役”から“表現者”という言葉に変わりました。つまり、男役、娘役の線引きをするのではなく「心ある舞台人に、表現者になりたい」と思うようになったのです。

このときはすでに転向を決めている感じがします。

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雪組

Posted by hanazononiyukigamau