
東京宝塚劇場『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』新人公演の感想の続き。
新公3番手/ヘンリー・ピアポント/かせきょー
ブランメル邸の場面、律希・かせきょー並びの頭身バランスすごすぎでした。
ふたりともスタイルがいい、脚が長い、小顔。
ブランメルとその「友人」ピアポントは、109期の新公初主演の律希くんに、経験豊富な106期かせきょー。
友人といってもピアポントはブランメルに金を貸し、賭けの対象にし、身分の差を見せつけてくる。
体格もかせきょーのほうがいいし、押し出しも強いしで、ピアポントの前のブランメルが可憐に見えるのでした。
本公演とは動きも違ったし、2人の適性に応じて演技をつけたのかな。
上手い演出の変更だよね。
このあたり、新公担当の演出家の考えなのか、演者たちが作り上げた関係性なのかが気になる。
本公演のあがちんピアポントはワンチャンであーさブランメルに情があるのかなと思うところがあったけど(日による)、かせきょーピアポントだと冷酷に捨てそうであった。
気に入りのおもちゃではなく、プリンスに取り入る駒にすぎないというか。
新公ヒロイン/ハリエット・ロビンソン/華純さん
ハリエットかすみさなちゃん、デボンシァ白綺さんだとプリンスの女の好み一貫してんなーって思う。
現代的な夢白ちゃんに比べて、白くてふんわりした肌の西洋の古典絵画のようなまろやかさがある。
ハリエット本役の夢白ちゃんはいかにも宝塚のヒロインらしく、自らつかんだ舞台女優としての存在感が強く出ているように思えました。
対し、新公のまるちゃんはプリンスの愛人の印象が強かったかな。
生粋の舞台女優というより、貴族社会で成り上がる手段としての女優業ですね。
かすみさなちゃんはダンサーな上に、歌も芝居もうまい。
本公演で演じたやや年かさの悪女もできれば、新公のよろめくヒロインもできる。
ハリエットのソロのラストの「演じるの」で表情の変化が見事でした。本来のハリエットから、成り上がるための鎧を着るような顔へ。
たぶん、夢白ハリエットより数段したたかだ。
貴族社会で生きるための肚が据わってる感じがする。(そのへん、デボンシァ夫人ぽいともいえる)
それでいて森のブランメルとの再会での可憐さもある。どうしようもなく、昔に引き戻される困惑が伝わってきた。
キャロライン皇太子妃/星沢さん
皇太子妃役の星沢ちゃん美しいわああああ!
美は力だわ。
元宙のうらら様系の美女である。
地位の高い女性らしい高貴さもじゅうぶん。
ラスト近く、劇場では殿下を心配そうにみてるのね。愛かな。
本役のはばまいは怒りから国政と権力闘争に乗り込んだ感じがあるけど、星沢ちゃんのほうはまだプリンスに愛が残ってそう。


コメント