『幕末太陽傳』新公感想・1
雪組東京公演『幕末太陽傳』の新人公演を観てきました。
新公は月組大劇の『舞音-MANON-』ぶり――なので、約1年半ぶりですね。
東京も去年は来なかったのでひさびさ。
ちなみに東京で新公を観るのは初めてです。
なぜ新公を観に行ったかというと、単に友会がお友達になってくれたからです。ありがたい。
2階S席センター、見やすかったよ!
あと縣くん観たかったし。
先日ムラで会ったお友達に「縣くんのどこかそんなにいいの」と聞かれ「顔」と答えたら軽くはたかれました。
いいじゃん、顔が好きなだけでも!!
あの顔見てるだけで幸せになれるんだよぉぉぉ!!!
新公2番手、がっつり拝ませていただきました。
縣くんのありがたいところは「顔はいいけどしゃべるとヤベえ」系の人ではないこと。
ちゃんとできる人です。
今回は本役がだいもんということで比較対象としてどうか……と危惧していたのですが、幸いにも杞憂に終わりました。
歌はわからないけどセリフはいい声だった。
不安定に感じたところがなかったとはいわないけれど、研3と思えば上等も上等。
顔と声の両方がイイっていいなぁ。
芝居も丁寧に演じているように感じた。
入団時から「この人、研1……?」みたいな外見的な完成度や大物っぽい風格がある人ですが、それが高杉晋作としての存在感につながっていました。
尊王攘夷の志士の中心人物であることに説得力がある。
あと色気な。
「三千世界の鴉を殺し」のときの伏した目、図面を待ってるときのようすなど最高です。
佐平次に銀橋で斬りかかる場面のただならぬ感じも好物です。
さてそんな縣くん、下級生らしくモブってるときはめちゃくちゃ楽しそうです。
千躰荒神祭で甘酒売りのバイトをしてるのですが、かなりお代を取りはぐれていました。
「じゃあお代を」(手を出す)
「はい」(ポンと支払うふり)
「はい…ってなんでやねん!」
みたいなことを私が観ただけで3回くらいはやってました。
もらった団子をぺろぺろしたり(3色団子のように連なってたけど、舐めてるってことはもしかして飴なのか?)、お面かぶって娘役さんとポーズ取ったりしてごまかされてる感がある甘酒屋でした。
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