『ANOTHER WORLD』新公感想・3

2021-01-31星組

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新公演出担当は指田珠子(しゅこ)さん。
冥途歌劇団の来月の演目以外の新公オリジナル要素はなくてもいい程度のものでしたが(舞台のクオリティに影響してないので)、新公学年に役をつけたり積極的にチャレンジさせるという意味では良かったかと。

どれくらいが指田さんの指示で、どこまでが出演者個人のアイディアなのかは不明ですが、新公独自のネタとして覚えてるのはこんな感じ。

・番町皿屋敷のお菊さんと四谷怪談のお岩さんが三途の川の渡し場に出てきて「幽霊の同窓会」とか言ってた。
(お岩さんはお岩さんメイクなので目立つ!)

・喜六が「せをはやみ」を言いながら上手袖にハケてしばらくしてから戻ってくる。

・喜六がめいどかふぇに行く前「もう動けない」と下手花道で正座。

・「貧ちゃん」と呼ばれた貧乏神、「どこかで聞いたような呼び方」みたいに言ってた。
(みつると違って『くらわんか』やってないもんね)

・お仙・桜里まおちゃんが方言で話す(出身地の九州の言葉かな?)。

・赤鬼赤太郎のさきっぽ、「しょうもないもんもらった~」と嬉しそうに証文を受け取ってた。

なお、冥途歌劇団の来月の演目は谷正純の『ANOTHER WORLD』でした。こちらも近日来園。
『ベルサイユのはす』じゃないの?と言われて「こっちが人気」みたいなこと言ってたような。

「あの先生まだまだお元気だぜ?」とのセリフには「なにも知らんと新人公演観てるんやろうなあ」と。

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