『ノクターン』感想・1
・ゆずかれーちゃんの初主演バウ『ノクターン -遠い夏の日の記憶-』6月22日(日)11時公演と23日(月)14時30分公演を観てきました。
演出が原田くんということであまり期待してなかったのですがちゃんと面白かったです。
ああよかった。
原作がちゃんとある作品だと大丈夫なんだな。
脚本とか人物設定がアレな人だけど、舞台の絵面はすごくキレイな人だから。
・ライティングが好きなところが2ヶ所。
1つ目はウラジミールがジナイーダの屋敷を2度目に訪れるところ。
ゆずかれーちゃんが下手に、きらりちゃんが上手のピアノのところにいて、ライトが下手奥から上手前方に向かって当てられている。
2つ目はウラジミールが最後にジナイーダと白樺林で会うところ。
家のセットが上がっていく途中のところが好きなんです。
・出演者も言うまでもなく美しい。
ほんとに美しい。
主演のゆずかれーちゃんは青年にさしかかる年齢の、内面の揺らぎが出た清冽な美しさ。
相手役のきらりちゃんは男を惑わす魔性の美女。でも美女というより美少女っぽかったな。
2番手の瀬戸くんは父親役とはいえ現役の色男。遊び人としての一筋縄ではいかない悪さがまた魅力的。
母親役の一花様もまたロシア貴族の誇りを一身に纏って、これまた権高な美しさ。
舞台上のビジュアルが本当に“タカラヅカ”でした。
美しさは正義というか、美しさがなければ持ちえない舞台の力がありました。
・タイミング的なものもあって、なぜかムラにいる3日間ともバウの出を見てしまいました。
そしてアホみたいに写真を撮りまくる。
だってきれいなんだもん! (ゆずかれーちゃんが。瀬戸くんも)
23日の出。
レザノフ家の3人(一花・瀬戸くん・ゆずかれーちゃん)が揃って出てきました。
なんかイベントっぽい?
柚「父さん」
瀬「バウは短い。人生もまた。悔いのないように生きるんだ」
瀬戸くんが、舞台上でのセリフにかけて言いました。
ここにいる人の大半は、悔いなく生きるために宝塚に通ってきちゃってるんだろうなぁ。
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