『一夢庵風流記』新公感想・1
『一夢庵風流記 前田慶次』の新人公演を観てきました。
全体に歌が上手かったです。
あと、本公演同様役がたくさんあってよかったなぁぁぁ!
新人さんたちもさぞやりがいがあったことでしょう。大変すぎるくらい大変でもあったでしょうが。
新人公演の担当は、本公演と同じく大野くんです。
本公演とは違う演出になってる箇所がいくつかありました。
覚えてるのは、
・二郎三郎が時代背景を説明する場面、諸国の武将たちが「負け組」として紹介されず。
代わりに利家が秀吉にヘコヘコし、「情けない姿」と言われる。
・加賀・国らが銀橋で歌う場面で客席から登場するややこ踊りの娘役はなし。
・しげ・重太夫らが慶次の応援をする場面、派手な傘を持って踊る。
(『ノバ・ボサ・ノバ』で使われていたようなキラキラした傘)
・聚楽第で北条氏規に北政所・孝蔵主・小姓が鉄砲を向ける。
鉄砲隊の面々はいない。
――役は多いのにメンバーは足りないからなぁ。
それをなんとかするために演出を変えたようです。
これら以外に、
・エピローグで慶次が銀橋で歌う場面、上手側の3列目あたりまで降りて歌う。
というのもありました。
また、言い回しは正確ではないかもしれませんが、ラストのセリフが
「かたがた、間もなく満開ぞ。楽しみにござるのう」
といった感じのものに変更されていました。
新公主演を経てこれからさらなる成長を期待されるうしくんへのエールのようでした。
0
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません