『凱旋門』感想・3

2021-02-11雪組公演感想,雪組

DSC_4480

『凱旋門』は群像劇でもありながら、ラヴィックとジョアンに焦点が当てられているためか、どうしても印象が薄い人がいます。

びっくりしたのはアンリの出番。
咲ちゃんの役って3番手の役なん……?
マジで出番少ないぞ。前半ほぼ出てこないぞ。
エリザでいえば、フランツよりルキーニのほうが「おいしい」役なのに、主人公(トート)の恋敵だからフランツは2番手がやる、みたいなもんか?

なぎしょのヴェーベル先生もそんなに出番がなかった。
ヴェーベル先生は早いうちにラヴィックと絡む場面があるだけ、アンリほどの出番の少なさは感じなかったけど。

逆に驚いたのは亡命者チーム。
亡命者がこんなに出まくってるなんて思わなかった。
役じゃなくてもめちゃくちゃ踊るし。

縣くんの役・ヴィーゼンホーフが「元・れんが工」なのに妙に納得した。
あのガタイはめっちゃレンガを運べそうだよ!

ひとこのローゼンフェルトは美穂姐フランソワーズに「頼りにならない」扱いされてるのが気の毒だが、なんかそう言わせてしまう可愛さがあった。
せっかくお金を作ってきたのに間が悪いから(´・ω・`)

出番の多さはともかく、咲ちゃんのアンリは「映画スターね」な雰囲気があったし、なぎしょのヴェーベル先生は人道的な性格がよく出ていてとても似合ってた。

それから、初見時に「うぉっ、すごいダンスするな」と思った「黒い影」。
存在感があった。
あとからメンバーを見て納得した。

0