『MESSIAH』感想・1

花組

花組大劇場公演『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』7月15日(日)11時公演を観てきました。
席は気合いの当日券・立見。
チケットを持たずにふらっと行くので、姉には「信じらんない」みたいな顔をされます。遠征に諭吉さんを使ってるのに、なにも観れなかったらどうすんの!?って。
ほんとそうよねー。
(それでもなんとかなるのがムラクォリティー。3連休ではあっても特別な日でもないしね)

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で、ふらっと行ってふらっと観た『MESSIAH』ですが、初見の印象としては「ふつう」でした。
わりとちゃんとしてます。
倭寇だった男が流れ着いてメサイアとなる話です。
『魔界転生』みたいだなぁと思ったポスターの感じも、ウィキで読んだ島原の乱の辛さもさほどではなくてほっとしました。

話はわかりやすいし、ジェンヌさんは熱演してるし、舞台やジェンヌさんはきれいだしでいいんじゃないでしょうか。
ただ、私のばあい、どうにもツボるところがなくて……。複数回見るとツボるのかなぁ。でもそうするほどチケットないしな。

ツッコミどころもあるような気はするけど、ネタがネタだけにツッコミ入れにくい。
昨晩スカステでやってた『邪馬台国の風』よりははるかに人様に勧めやすいけど、あそこまでネタ公演としてツッコミ入れて遊べそうにはない。
(あ、私はマトカ的トンチキを愛する人だということをお断りしておきます)
そんな感じの作品です。

プロローグでみりお(夜叉王丸=天草四郎)が海賊やってたころを演じたあと、場面は江戸城に移り、生き残ったかれーちゃん(山田祐庵)がほのかちゃん(徳川家綱)に島原の乱の話を求められるところから物語が始まっていきます。
この場面のかれーちゃんの演技が好きです。
芝居うまくなったよなぁ。

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花組

Posted by hanazononiyukigamau