『凱旋門』新公感想・4
●ジョアンのじゅんはなちゃん。
まずはきれい。
ヒロインらしい華がある。
けっこう背が高いけど、体格に恵まれた縣くんが主演だったから得した部分はあると思う。
歌は超課題。
本役が真彩ちゃんで大変だったと思うけど、ソプラノが苦手なのかな。
アンティーブのバカンスシーンでの歌が特に厳しかったです。
本公演の真彩ちゃんより「女が嫌いな女」な味が強めなジョアンでした。
メンヘラ寄りというか、すごくめんどくさい女に見えた。
そりゃラヴィックもキレるよなぁ……って、本公演ではそんなふうにはまったく思わなかったからびっくりした。
●アンリのウエンツ。
咲ちゃんより若い感じのアンリでした。
だからジョアンを映画の仕事に誘うのも、本公演の咲奈なら半分プロデューサー的な位置にいて配役の権限がありそうな感じだったんだけど、ウエンツの場合は大物ぶって言ってるように見えた。
1~2回行ったことがあるバーに気になる女の子を誘っては「マスターは友達」みたいな顔をするタイプ。
(で、「マスター、いつもの」って言って「いつものって何ですか?」って言われる)
●ヴェーベルにかりあん。
とにかく白衣の医者が似合ってた。
美しいは正義だった。
●リュシェンヌみちる。
最後にハイメ・ユリアの2人にコインを投げてやるのは新公だけの演出ですね。
虐げられた世界で、地位が不安定な人たちが力を合わせて生きているのが見えて心が温かくなる。
●新公だけの演出もいくつか。
全部は把握できてないけど、ラストに亡命しなかった人たちが舞台後方でセリ上がってたような。
あと花売り娘が2人いました。
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