『心中・恋の大和路』感想・1

雪組DC公演『心中・恋の大和路』3月23日12時公演と16時公演を観てきました。

●セットやライティングなどの舞台美術が素敵な作品でした。

・忠兵衛と梅川が亡くなる雪山の景色はすごい。
シンプルな布の吊り物が感動的に美しい。
2人が倒れるときに空気をはらんだ布が動くのが、本当に新雪に身を投げたように見える。

・暗闇の中を斜めに光が走り、道行にゆく2人が歩いていくところ。
あの光の使い方が好きだ。
絵として美しいんだよね。

昔の作品なのに舞台美術が斬新である。
本当に素晴らしいものは古くても常に新しいというけれど、これもそういうものなのだろうか。

●和物なのにロックな音楽でかっこいい。
悲しい話なのにダレずに観られるのは音楽の力も大きいはず。

●今回、みんな歌がうまかった。
考えてみりゃ、雪組の中でもうまいメンバーばっかり集めたのか。
全ツ組にもいちおう上手い人はいるけどさ。このみちゃんとか。でも比率が段違い!

特に脇の人たちのうまさといったら……!

・「女の子(歌手)」を任された有沙さんは抜擢に答えてました。
歌上手いなぁぁぁ。(そういや文化祭で「清く正しく」歌ってたっけな)
禿のコーラスもよかった。

・蜆売りの声がよかった。
あの力加減(声が大きすぎない)のも良し。ちゃんと部屋の外から聞こえるような歌。
場面に合ってた。
センターの芝居を壊さずに存在感があるのがすごい。

やってたのは新研3の真條くん。

・あすくんの飴屋もよかった。
彼には職人的スターさんが登場した! というわくわく感があるの。
場をさらう華があるよなぁ。

・がおりちゃんの古手買は……本人、ぜったい楽しいだろうなと思いながら観てた。
こういうクセのある変な役が好きそう。
もちろんうまい。

それにしても、こんなにいろんな人に歌が回ってくる公演だとは思わなかった。
脇役も娘役も、こんなに場を任される作品っていいなぁ。
出演者も大きく成長するはずだし、ファンにとっては実力派の下級生を発掘できて嬉しいんだ。

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