『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-』感想・2
『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-』で好きなところ。
●音楽がきれい。
同じメロディーを主要3役がそれぞれの立場で歌っているのが面白い。
●舞台セット。
白い大きな羽のセットが美しい。
優雅な
それが盆で回ると裏面の木組のラフな質感になり、それが裏街の暗い風情となる。
この世の裏表を見る気分だ。
●マッダレーナの着付けのシーンが興味深い。
胴部分とスカートってつながってなかったのかー。
ドレスってこうなってたのね! と、服飾に詳しくないので新鮮に見ました。
●コワニー伯爵邸での夜会のシーン、娘役さんのカツラがすごい。
中でも、盛った髪に鳥かごとオレンジの鳥をあしらったものは見入ったわ。
●恋人たちの愛のダンスはそれぞれの役を反映したもの。
ベルシ(一花)とファビアン(まゆぞう)は遊んでいるよう。かわいい。
パンジュ侯爵(だいもん)とアリーヌ(きらり)は、芸術で結ばれた至高の愛を思わせる。
魂の結びつきが輝くよう。
シェニエとマッダレーナの愛は、革命の嵐がなかったら育まれることはなかったのだろう。
運命の不思議を思う。
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