『Dream On!』感想・3

花組

レトロな宝塚ソングのあとはミュージカルナンバー。
実際に観たことある演目の曲が続くので、「知ってる知ってる!!」と嬉しくなる。そもそもの曲の力がすごいしね。

・ミュージカルナンバーの最初は『エリザベート』の「キッチュ」。
つかさが下手客席から登場し、客席を盛り上げる。
舞台上のつかさは縦横無尽なショースターのイメージなのだが、客席では意外なほどまじめに客対応をしている印象である。
ワルぶっても根っから悪いことはできないタイプとみた。

私が観た日の午後公演にはタソが来ていて、「タンバリン持ってくるの忘れた~」みたいなアドリブしてました。
タソは終始笑顔でした。

・『WEST SIDE STORY』の「MARIA」をあかさんが歌う。
このとき、つくづくあかさんは芝居の人だなぁと感じた。
ミュージカルナンバーを歌っても、まず浮かび上がるのはキャラクター、そして芝居。

真ん中も似合ってた。
私はあかさんの持つびみょーな変さとほの暗さが好きなのであるが、要はゆうひさん系なのである(私の中で)。
文化系ヲタクがハマればいい。

このとき男女のダンサー役で出てるのはバフラム氏(ゆきだいやくん)とまれくん。
この2人、今回おいしかったですね。

・まれくんはしなやかなダンスを踊る。
男役ダンスとは少し違い、直線ではなく曲線で踊る感じだろうか。
動物でいえばネコ科。

・ゆきだいやくんはまさに「男役!!」な雰囲気。
体格も、顔も、踊り方も男役。
かっこいいわー。
文化祭から気になってたのよね。

これで102期、研4とか怖すぎる。
大人の男感ありすぎるやろ。
私の中で、なんとなーく宙のわんたとかぶる。

ダンスも上手いが歌もいい声でよかった。
歌えて踊れて見た目もいいって強いな。
(芝居はどうだっけなぁ……ふつうに上手かった気がするんだけど)

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花組

Posted by hanazononiyukigamau