「蘭寿とむサヨナラショー」その他の話。
記憶で書いてるので言い回し等正確ではありません。
だいたいこんな感じだったということで……。
13:30開演、本公演の終演は通常通りなら16:30くらい。
カーテン前で組長のさおたさんから今後の花組の予定が語られ、専科に組替えとなるまりんとみつるのご挨拶がありました。
みつるが先にご挨拶。
「これまでは花組のピンクを愛してきましたが、これからはレインボーで行きたい」みたいなことを言ってたのを覚えてる。
まりんは「これからもあらゆるヒゲをつけこなし、ご要望があればおばさんも、またご要望があれば子役もやります」みたいなことを言って客席の笑いを誘っていました。
しゃべりの間がいいんだよねー。
さおたさんから退団者の紹介。
下級生からということでまずは娘役3人。
みな、東日本大震災で悩んだという話が出てきました。
あの時期、東京で公演をした花組生であればこそ、他の組の生徒より印象深いのかもしれません。
花組生は終演後の募金活動とかしてましたし。
蘭寿さんのサヨナラショー。
曲目はきちんと覚えていませんが、『くらわんか』の犬のくだりが見られるとは思わなかった。
『Mr. Swing!』のプロローグも好き。
みりおから受け取った薔薇を撒いてしっとりと感動系で終わるかと思いきや、ラストは『クンバンチェロ』。
最高。
この熱さが蘭寿さんだわ。
一花のかけ声(日本一! みたいなやつ)が男前でございました。
このサヨナラショーが終わったのが17:30くらい。
再びさおたさんによる退団者の経歴・メッセージ等の紹介。
ネコ・よっち・蘭寿さんです。
よっちも蘭寿さんも『CONGA!!』が好きなんですね。
さもありなん。
また、蘭寿さんは組配属された最初の公演が暗転の中椅子などを運ぶ係で、「ライトの当たるときに舞台に立ちたいなぁ」と思っていたと。
最後には誰よりも強いライトを浴びる立場になりましたね。
そして退団者の階段降りとお花渡しになります。
誰がどんなお花だったかきちんと覚えていませんが、しほちゃんのお花に作り物の蝶々が飾られていて「花蝶だもんな」とほほえましくなりました。
蘭寿さんは袴で階段降り。
降りてくる蘭寿さんを見つめるよっちの目が印象的でした。
「自分も退団者だってわかってる?」と言いたくなるような表情だったんです。
蘭寿さんへの同期からのお花はまひるちゃん、組からのお花はみりおからでした。
蘭寿さんは晴れやかで穏やかな笑顔。
ナツメさんからまとぶんまで名前を挙げて、花組トップとしてその列に連なれたことが嬉しいみたいなことを言っていたような。
あと明日海りお率いる花組をよろしくという話も。
カーテンコールがあって、退団者6名のみになったとき、蘭寿さんから「一言どうぞ」と促されました。
よっちはよっちならではの誠実な面白さで、「今の気持ちを言葉にできる人がいたら教えてほしい」と。
そこで蘭寿さんが「極み」と言うと、「ここに(言葉にできる人が)いました。幸せの極みです」と。
大舞台にいて、隣同士で普通っぽい会話をしてるところに妙な面白味があるんだよね。
あと、ネコちゃんが「神様のような蘭寿さんと」云々と言い、蘭寿さんが照れてたような気がする。
2回目のカーテンコールがあったところで18:15くらい。
帰りの電車の都合があったのでここで私は退場と相成りました。
これでも余裕をみたつもりだったのに甘かった。
予約していたのが19時半くらいの電車だったら最後まで観れたんだろうな。
経験&リサーチ不足でした。
コメント
私もライブ中継観る予定でしたが、前日深夜に交換して下さる方が見つかり劇場で観劇できました。
結局、サヨナラショーを4回とも生で観ることができて幸せに思います。
私はもっぱら舞台のあちこちで繰り広げられる千秋楽ならではの組子の姿を眺めていました。
ムラでもそうでしたが、前楽はクンバンチェロの後、カーテンコールが繰り返され大いに盛り上がりました。
(千秋楽はご挨拶の準備があるのでカーテンコールなしです)
最初に緞帳が上がった時の蘭寿さんのセリフ、
「しんみり終わると思ったら大間違いだっ!」もムラと同じ。
蘭寿さんはとっても楽しそうでした。
日比谷はクリエでジャニーズ公演中ということもあり、大混雑。
私は入り出はしませんでしたが、いつもにも増して多くのギャラリーが集まっていた気がします。
>とおやまさま
4回! 生で!
なにその贅沢!
うらやましい限りです。
前楽はクンバンチェロのあとカーテンコールが繰り返されたのですね。
そう考えると一概に前楽<大楽とは言えないのかも。