『Dance Romanesque』感想・2
・全体にオーソドックスなショーで楽しかった。
細かいことはすでに覚えてないんだけど楽しかった記憶だけはしっかりある。幸せだった感覚がいまだに抜けないんだ。
色味もきれいだし音楽も美しい。
・客席降りでジェンヌさんが近くにくるのが嬉しい。
がんばって1階S席座っちゃうぞー!(できれば通路近くを探して)という気持ちになる。
どの席に誰がくるのか知りたいなー。
でも人がたくさん踊ってるから2階席から観たらフォーメーションがわかってこれまたキレイだろうな。
・プロローグの最後にきりやんが銀橋でソロを歌う。
言葉としてはなんだがおっさん的キュートさが炸裂していてすんごくツボった。
宝塚のトップに対して「おっさん」扱いもどうかと思いますが、ほんとにちょっとひねった感じにかわいかったの。
きりやんのクセモノっぽいところが好きだ。
クセモノっぽいきりやんは見ていてニヤニヤする。
・今回のきりやんは自由っつーか好き勝手やってんなぁというかな印象を受けました。
その最たるものは「ノートルダム・ド・パリ」のカジモドさん。
マスクがすごい。『ファントム』の比じゃなく醜く作ってあるんだ。
そして醜い男を本気でやってる。体の使い方とか表情とか、宝塚のトップがここまでやるか! と思うほどにやってる。
なんか楽しそうだな…。好きなんだろうなこういうの。
その醜いカジモドが惚れた女=エスメラルダのまりもちゃんに花を捧げるピュアさがいい。
ベタだけど、姿の醜さと心の美しさの対比が鮮やか。
・でもラストは微妙な気持ちになったよ…。
宗教画のような神々しさを演出してたはずではあるんだけど……。
「翼があったら~」って歌ってたけどほんとに生えてきたよ! なんか浮いてるよきりやさん!
・マギーさんの悪役らしすぎる悪役にツボった。ああああキタキタキタキタ(笑)。
刺されてもなにごともなかったかのように堂々と階段を下りてきて真顔のままドゥッと倒れるのがいいですね。
・まりもちゃんと踊るジプシー男Sが宇月。Sついちゃったよ! うわー出世。
ていうかこの2人は同期なのね。
同期といわれてもピンとこないわー。
男役の研8は「若手~中堅」扱いだけど娘役の研8はほぼ「女役」で完成形だからかしら。
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