『アル・カポネ』感想・1

雪組

雪組シアター・ドラマシティ公演『アル・カポネ —スカーフェイスに秘められた真実—』5月17日(日)15時の回を観てきました。
DC楽です。
これが初見にして唯一の観劇。

運よく観れたー!
譲って下さった方に感謝するしかない。

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作品については、言いたいことがあるようなそんなにないようなやっぱりあるような感じのものなんですが(どっちだ)、とにかくだいもんに吹っ飛ばされます。
だいもんの歌、すごすぎ。
あの声が劇場を埋めていると、脚本なんぞどうでもいいような気がしてきてしまう。
細けぇこたぁいいんだよ! と不問に付したくなる。
(実際には不問にはしませんが)

そういうすさまじい歌声でした。
よくもまぁあんなクレッシェンドで歌えるもんだ。
そりゃ公演の長のヒメ様にも「計り知れない声量の持ち主」(だったと思う)として紹介されるわ。

他の雪組生も素晴らしかったのですが、だいもんがすごすぎてもうねー!! としか。
歌のみならず芝居もよかったです。
優しさとまじめさと、そして憑依系のスイッチが入ったときの迫力がすごい。
(すごいばっかり言ってる)

この日は千秋楽だったので何度かカーテンコールでのご挨拶がありました。

主演のだいもんは、3割くらい放心しているように見えた。
ちょっとぽわわわんとしてたような。

何度目かのカテコでは話す内容が思い浮かばないらしく笑顔のまま「どうしましょう」を連発し、両手を広げて「どうぞ!」と他の出演者にいきなり投げ、誰も話さずにいたら「何か言ってよ!」と言うだいもん。
なにこのゆるい生き物。

その後だったと思うんですが、「アル・カポネの人生を演じるのは覚悟なしにはできないんですが、お客様のおかげで生きることができました」みたいなことを。
そして中空(天井方向)を見ながら「見守ってくださってたから……」となんかホラーな展開に。

アル・カポネさん、いらしてたんですか……?
ていうかのぞみさん、公衆の面前でいきなり交信しはじめないで……。

のぞみふーとさんが真面目でふわふわでちょっぴり電波で総つっこまれ系だと感じた千秋楽のご挨拶でした。

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Posted by hanazononiyukigamau