『華やかなりし日々』感想・3
思ったこといろいろ、順不同。
●もぐり酒場の名前が“クラブ・ヴィーナス”なのは勘弁してほしかった。
「どうして蘭寿さんがいないのよおおぉぉぉ!!」という気持ちになってしまうわ。
●ゆうひさんのロナウド、本名明かすの早すぎ。
出会って何日目だ?
これで“天才詐欺師”といわれても、パリ空(ジョルジュ・ジャッケ)レベルの“天才詐欺師”なんだろうなー、としか思えん。
しかもメッセージカードをわざわざ本名で書くあたりアホの子かと……。
●ロナウドさんが恋に落ちたと伝えるときの言葉「君と僕は似ている」。
――「似てる」って言葉は便利だなー。
ヅカ的にはこれで恋をする理由になるんだもん。たぶん錯覚だけど。
下層から這いあがった(這いあがろうとしている)こと以外どこが似てるんかわからんけど、ロナウドさんと原田氏の中では似てるんでしょう。
ぬくもりぬくもりー、って歌が聞こえてくるわ。
●自己満足系主人公とか、内容の薄さとか、脚本の書けなさとか、ご都合主義とか(ずいぶん言ったな)に、鈴木圭作品を思い出した。
2人が恋を語る場面が水辺(川岸)だったからかもしれん。
いつ「星がきれいだ」って言いだすかと思った。
●テルすみが孤児院育ちの幼なじみで互いにファーストキスの相手、という設定もとってつけた感が半端ねええええ。
ゆうひさんがテルを脅すためだけに作った設定だよなぁ。
●目の錯覚でなければみちこさまが美しくみえたんだが、ええと、本格的に化粧が上達してる…?!
ゆうひさん登場シーンでドアをあけるときの表情がよかったです。
●じゅまモンチの子役はうまかった。
●笑わせてくる場面は何カ所かある。
ともちんとちーちゃんのジーグフェルトフォーリーズの場面が主。
ただ、一番おかしいのはラスト近くの大ちゃんら。
演技がうまいとかなんとかじゃなくて、キャラで笑いをかっさらっていくからなぁ。
破壊力すごいよ。
ド派手なジャケットを着てプログラムでこそこそ顔を隠す大ちゃんもおかしいけど、一緒になってジャケットで顔を隠しながら移動するいちくんたちもおかしい。
●せーこちゃんがれーれに歌わせる「有名な曲」は毎回違うのかな。
どんな歌だったかは忘れたけど、11時公演と15時公演では別物だったと思う。
せーこちゃんはナジモヴァさんぽかった。
●ていうか、みんなの役がどれもかなり「どこかでみたことのある役」感があった。
●ちーちゃんの髪型…。
●あっきーはかっこいいです。
この手の役にしては珍しくヲカマ度が低い。
(ヅカの舞台における振り付け師は7割くらいヲカマ系だからねぇ)
ディスカッション
コメント一覧
久しぶりにコメントします。
せーこちゃんが歌ったの、私が観たときは『サマータイム』でした。まさか毎回違うとは驚きです。れーれの歌えない設定はあてがきというかなんというか…。
私も鈴木先生に似ていると思いました。正直1回観たらもういいやってなる作風ですよね。デビューなのに新しさを感じられなかったのが残念です。
>kei さま
お久しぶりです。
言われて思い出しましたが、15日の11時公演は『サマータイム』でした。
15時公演は知らない歌だったので、何パターンかあるのでしょう。
全部変えてきたら……さすがに大変ですよねぇ。
鈴木先生っぽいと思う方が私以外にもいてなんか安心しました。
「これをやりたい!」「これを伝えたい!」という演出家の気持ちや熱が見えにくいから、新しさを感じないのかも、と思います。