フロムサンタ・フォーサンタ

自分語り

この前姉の家にいったときのこと。

私はあらかじめ甥っ子宛てにサンタメール(郵便局に申し込むとフィンランドからエアメールでサンタクロースの手紙が届くというやつ…文面はもちろん日本語)を頼んであったのだが、それを受け取った甥っ子がかなり動揺していた。

「サンタさんなんで僕のこと知ってるの?!」

「弟のことまで!」(手紙自体は定型文だが、宛先と追伸は変えてもらえるシステム)

「このまえサンタさんに手紙書いたからかなぁ?!」

サンタ宛の手紙ってなんじゃそれ、と思いつつ、普通にまだサンタを信じていることにびびる。
だって奴は7才・小学1年生。
私だったらとっくに意地の悪い姉たちによってサンタはお父さんなんだよソリとトナカイで家にくるわけないじゃん的なことを仕込まれていた年齢である。
年長の兄弟がいない子ってこうなのかー! とその純粋さに驚くより先に驚愕する。

で、彼の書いたサンタへの手紙はタンスの中から出てきました(姉が見せてくれた)。

サンタさんへ。
かめんライダーのゲームがほしいです。ふつうのひにはかってもらえないからです。いえにきてください。
あめもあります。

的なことが書いてありましたよ…。
あめはきっと彼なりの精一杯のおもてなし。
どう考えてもわりに合わないけど。


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