ベルばら観劇のために東京へ行ってきました。
観劇の感想はおいといて、それ以外のもろもろ。
日比谷シャンテ

東京宝塚劇場、今年は3回行きました。
コロナ禍以降は東京に全然行ってなかったんですけど、北陸新幹線もできましたしね。福井から直通は楽だわ。でも財布には痛い。
私は友の会がけっこうお友だちな人なので……でも来年以降はどうなるかなぁ。

土曜11時のベルばら観劇後は日比谷シャンテ3階へ。
キャトルで雑誌やプログラムを買い、雪組の衣装展も見る。無料でサクッとみられるのがありがたい。
記念撮影コーナーも素敵です。
ご飯も食べたかったけど混んでたのであきらめました。
出光美術館

せっかくの東京なので美術館なども行きたい。
前楽は断念して、帝国劇場と同じ建物にある「出光美術館」へ。(館内撮影不可)
すごくよかった。
絵画も書も屏風も充実している。
最近、日本の書が好きになってきた。
とてもとてもとても美しい字に見入る。
書もいろいろあって、でも「これが名跡……?」とよくわからない(好みに合わない)ものもあって、その悩ましさすら愛おしく楽しい。
藤原行成の書などをさくっと見られるのは、やはり東京ならではの文化的な利点ですよ。最高なものへのアクセスが容易すぎる。
田舎だとこうはいかない。
この年になって、高校時代の恩師が「あなたは東京に行った方がいい」と言ってくれた理由が分かる。もったいないことしたなぁ。周囲は誰も反対してなかったのに、本人にやる気がなかった。
夜はお友だちに予約してもらったお店でご飯を食べる。
あ、撮影忘れた。銀座のお店ですね。
雪組の感想とか、宝塚OGさんの話とか、星組の次期娘1予想の話とか、ここで書けない話を聞けて楽しい(笑)。
演劇博物館




日曜日は13時半から東京楽なので、それまでに早稲田大学の演劇博物館へ。
かねて行きたかったところで、念願を果たしました。
3階建ての建物で、3階の一画が現代演劇、その半分くらいが宝塚歌劇でしたね。
過去の『ベルサイユのばら』のポスター、植爺の直筆原稿、一路さんオスカルの衣装、初演の舞台映像などなど。
お客さんの中に緑の服やカバンをお持ちの女性が何名かおられ(私もですが)、「雪組ついでの観光ですか?」と伺いたくなりました。
サザコーヒー




千秋楽を前にもう1つ美術館に行くには時間が半端だったので、新橋駅でコーヒーとケーキ。
ケーキはSL仕様の、竹炭を練りこんだミルクレープです。
ケーキの底にチョコレートのカリカリが仕込んであるのが楽しい。
新橋の宿
今回の宿は新橋でした。
東京駅から2駅、東京宝塚劇場からも15分もあれば着く徒歩圏内。
ただでさえ価格高騰している近年の東京で、3連休にもかかわらず1泊1万円という……しかもキャンセル規約がゆるいという素晴らしさ。
1週間前からキャンセル料を取られるところなんかは、もしもを考えてなかなか予約に踏み切れません。
で、新橋。
『ベルサイユのばら』生観劇の余韻を一瞬で引き戻してくれる現実味のかたまりのような街です(笑)。
ほんの少し夢々しさがあるのはSL広場だけ。
パチンコ店にお安い定食屋、コンビニ、ファーストフード、焼肉。
きらきらしくておしゃんな女子向けの店はざっと見たところ、ない。そういうのが欲しかったら銀座なり日比谷なりに足を延ばしたほうがいいですね。なんせ徒歩圏内だし。

でもホテル自体はかなり使いやすかった。
ベッドはエアウィーブだし、部屋に無料で使える洗濯機が備えられていたし(乾燥機だけ有料)、思ったより部屋の広さがあったし。
ユニットバスでもじゅうぶんだけど、最上階には小浴場もあった。
女性用のサウナはなかったけど、ちゃんと温泉。
男性用にしかサウナがないのは、客層が思いっきり男性>>>>>>女性なのでしょう。サラリーマンの街だと聞くし。
フロント前には無料のドリンクバーがあり、たぶん各階に氷と水も備えられていた。

なによりありがたかったのはWi-Fiが強いこと。
Wi-Fi切れるとイライラするじゃないですか。
雪組千秋楽はホテルの部屋で配信を見てましたが、スマホからキャストでつなげて遅延もなくて、ぶっちゃけ自宅で見るより快適……。うん、自宅の環境整備したほうがいいな。
新橋の朝ごはん
新橋なので、朝ごはんはあまりおしゃれじゃないふつうのところに。いや、探せばあるのかもだけど。
そして銀座なり日比谷なりに出ればいいんだけど、たまにはこういうのもいいかと思って。安いし。




日曜の朝ごはんは宿の近くの「揚州商人」で中華。
チンゲン菜のおかゆが美味しかった。
やっぱりおかゆは塩味がきいてなくちゃ。
朝からギョーザを食べるのもよい。

自分用みやげにレジ横にあった「杏仁豆腐飴」。
つい「飴ちゃん下さい」と言ってしまった自分にヤバイと思う。東京の人間じゃないってバレる……!
なお、店員さんは飴ちゃん発言はスルーであった。

月曜の朝はすき家。ああ、なんというザ・日常。
そしてお手頃。
でも昔は食べ物にお金をかけない旅行してたよなぁ……と懐かしくなったわ。
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