花組大劇場公演『太王四神記』1月10日の感想の続き。
たぶんこれで最後。
今回ぜひとも確かめたかったこと。
「めおのキザりは蘭とむとそっくりだ」説を読んだのでそれをチェックしたいな、と…。
めおのチョロは2幕からの登場(それまでは町民とかのバイトをしてます)。
長髪のマスクの男が盆で回りながら登場しました。腰かけてます。
に、似てる…!
このキザり方はたしかに蘭とむに似てる。
キザだ。本気で。
ネタで扱われる「宝塚の男役」の臭みをバシバシ出しながら登場しました。
でもね、蘭とむより恥ずかしくない。
なんでだ。
顔が普通だからか(蘭とむは顔も個性強すぎ…好きだけど)。
めおは顔がわりと一般受けする美形なぶんだけ恥ずかしさが薄まっちゃうんだよ、たぶん。
だからまわりの男役からもツッコまれるキザっぷりに私は今まで気づかんかったのだ。ちっ、惜しいことをした。
チョロはかっこよかったです。
すかしっぷりが面白い。
でもあの鱗が取れるところなぁ…。
マスクを堂々と外しすぎ。
観客を現実に引き戻さないでー。
カクダンのりせはかわいかったー。今回で退団なんだけどね…。
顔が丸いから娘役の方がメイクが合うのかもなぁ。
そして男役だから背が高くてスタイルよくて、近衛兵の衣装がすごく似合ってた。
まとぶんの前で死ぬ(んだよね?あれは)シーンもあって、おいしい役を振られてました。よかった。
面白かったのはゆうひさんのお母さん役のじゅりあ。
こういう毒々しい役は似合うわー。
罪状を暴かれてタムドクを「蛇よ!」と言う場面は真似したいくらいw
ツボるくどさだ。
チュムチのまぁ君はのんきな役でした。
どんどん暗くなりかねないストーリーの中での息抜きの役目かな。
スジニにお金をスられたり、パソン姐さんに軽くあしらわれたり。
戦いに恋人のタルビを連れてくあたりも愛すべきキャラだ。
しかしタルビさん妊娠してるよ…。
いつできたんだ(旅の最中か?)、とか無粋なことを考えてしまった。
それにしてもこの芝居出産シーン多すぎ。
なんか怖かったよ…(チキンですまん)。
みんなガンガン妊娠してて健康だなぁ、とも思いました。
まりんのフッケ将軍のオヤジっぷりに惚れ惚れした。
子キハの姫花嬢は顔ちっさ!
大神官=絵莉千晶さんの歌と存在感が素敵でした。
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