『少年探偵団 空気男事件』感想

近鉄アート館での『少年探偵団 空気男事件』11月23日(日)17時公演を観てきました。
主催はネルケプランニング。

普段よく観ている女性だけの宝塚やOSKでなく、男性のみの歌舞伎や文楽でもなく、男女混じったミュージカルでもなく……という、私にしたら結構珍しいタイプの舞台ですね。
小劇場系なのかな?(このへんの区分け、よくわからん)

近鉄アート館自体は以前も行ったことがあります。OSKの『円卓の騎士』とか『へぼ侍』とか。300席ちょっとの、いいハコです。
でもだいたいは安さを求めて2階の自由席に座ってたので、もしかしたらこんなに前のほうに座ったの初めてかもしんない。
椅子、こんな感じの設置なのか。というところから面白かった。

今回観たのは、江戸川乱歩の『透明怪人』を原作とした演劇で、明智小五郎シリーズというか少年探偵団シリーズというか、の舞台化です。
約1時間40分休憩なし、濃密な演劇空間でした。

乱歩世界、懐かしい!

小学生のころかな、少年探偵団シリーズはよく読んでました。

薄暗くて、レトロで、不気味で、ナンセンス味があって、黄昏の時間がゆったりと流れるような。
夕闇の中に怪異が起こり、人が攫われ、少年たちも明智も追い詰められていく。
正直なところ「怪人よ、お前はいったいなにをしたいんだよ……」みたいなところも含めて懐かしかったです。(戦隊物の幼稚園のバスジャックか?)
このおかしさ、ツッコミどころこそが乱歩の世界。

さらに「はたして○○は、どうなってしまうのでしょうか?」みたいな引きの地の文をリアル音声で聞けるとは。

歌やダンスはほぼなし。身体表現は多め。でもふだん観てるものとはなんか違って、面白い。
男の人だけだとこういう感じになるのかぁ……とか、つい思う。筋力とかも違うしね。
セットを大掛かりに使っての舞台転換は難しいから、ライティングや音響などで見せてくる。これもかっこいい。

上手く言えないけど「あぁ、舞台だな、芝居だな」って感じですごく面白かった。
ラストの顔のゆがめ方もすごかったなぁ。

 

 

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