先日宝塚歌劇団を退団したウエクミ、オペラの演出も行うそうです。
レオンカヴァッロ/歌劇『道化師』
マスカーニ/歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』
新演出/イタリア語上演、日本語・英語字幕付き、だそう。
イタリアのオペラを、日本で演じ、日本に住む観客が見るのなら、この土地ならではやり方はないのかな?
そう考えたのが始まりでした。
日本でオペラにあたるものといえば文楽かもしれない。今回の二作品は、実際にあったスキャンダラスな殺人事件を元ネタにしているとも言われていて、そんなストーリーの作り方も文楽と同じです。太夫と人形遣いのように、今回のオペラでは、一つの役を、歌手と役者(ダンサー)の二人の共同作業で演じてもらったらどうなるだろう。
こんな時代にこそ、マエストロ、歌手、ダンサー、オーケストラ、コーラス、他にもたくさんの素晴らしいアーティストたち……人々のエネルギーが混じり合い、イタリアと日本が混じり合い、脳味噌フル稼働で観ていただけるオペラができたらと思います。
さあ、生まれるのは、失望か? 希望か?
ステージナタリー
文楽好きなウエクミならではのコメントと言いましょうか。
オペラと文楽が近いとは、考えもしなかった。
来年の2月に東京芸術劇場 コンサートホールで、3月に愛知県芸術劇場 大ホールで上演されます。
けっこう先だなぁ。
見れるかどうかはわからないけど楽しみです。
全国共同制作オペラ マスカーニ:歌劇『田舎騎士道(カヴァレリア・ルスティカーナ)』& レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』 | 自主事業 | 愛知県芸術劇場
オペラを初めて演出した上田久美子が、東京公演を観劇した様々なジャンルで活躍する知人・友人の感想を聞きながら語り合う「ウエクミ対談シリーズ」展開中!▼全国共同制作オペラ公式note
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