『霧深きエルベのほとり』感想・4
・まこっつあん、芝居上手くなったなぁ……!
嘘くさくなりそうな人格者の役をきちんと成立させてた。
フロリアンの好きなところは「本当のところはカールのことなんてどうでもいい」と言うところです。
だよね!
いや、完全に本心とも思わないけど、正直であろうとするあまりに、偽悪的なこと言っちゃうあたりが好き。
あと、マルギットに心ならずも愛想尽かしをしたカールを殴るところ。
マルギットのための嘘とわかっていても、手を上げずにはいられなかったのだろうと。
マルギットが自分ののどにナイフを突き立てようとしたシーン、腕を伸ばしたポーズが美しすぎて、ちょっと笑いそうになります。
・あまとかのんくんが美味しい役すぎてびびった……!
ヨーニーは、カールを追ってちょこまかしてる子供なんだけど、「あいつみたいになりたい!!」と叫ぶことでカールの男気も担保する。
声でかい(笑)
中詰っぽいお祭りのシーンで、ビア樽が空くと嬉々として上ってるのが子供。
で、ちゃんと子供の動きしてるのね。
「あいつみたいになりたい!!」と船員を志願しつつも「船乗りなんて男の一生の仕事じゃねえや」といきがってるのがまたお子様で可愛い。
トビアスとベティ(カイちゃんと水乃ちゃん)のキスにどぎまぎしてるのが可愛い。
酒場のお姉さんや船乗りたちにいたずらされたりからかわれたりしてるのも可愛い。
とまぁ、可愛い尽くしなんですが、プロローグのビア祭の大階段ではちゃんと男役で出てます。子役じゃありません。
なんかシュッとした? かっこよさが増した気がする。
でもって、やっぱり蘭寿さんの若いころを思い出す。
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