れいこ版『THE LAST PARTY』感想・3

●ゼルダ・フィッツジェラルド役のくらげちゃん。

どうにも幸薄そうな顔で華には欠けるんだけど、美人だし芝居が上手い。
ほんとに芝居が上手い。

フラッパーガールなんてくらげちゃんのニンじゃないけどちゃんと演じてた。でもフラッパーガールという表むきの顔よりは、ゼルダのセンシティブな内面やスコットと通じ合う賢さのほうを強く感じた。
だからスコットと惹かれあうのも、愛を求めるさみしさも、狂いの世界に転じる繊細な内面もひしひしと伝わってくる。

いいヒロインでした。

●まりんさんの、人を穏やかにさせる感じってなんなんだろうね。
マックスウェル・パーキンズ、情熱をもってスコットを文学の世界へ送り出す編集者。

スコットを愛情深く見守る懐の大きさが印象に残りました。

●ローラ・ガスリーのなっつ。
ぜったいにスコットが興味を持たないタイプの女性ということで2000人(だったかな?)もの中から選ばれし秘書。

設定にぴったりなのが泣けるやらなんやら……なのは置いといて、とてもあたたかい芝居をする。
薬漬けになるスコットを止めようと必死な目、神経をいらだたせるスコットをなだめる仕草、電話の取りかた一つにも有能さと愛情が感じられる。
勝手に助演女優賞を差し上げたい。

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