『蘭陵王』感想・5

花組,専科

・舞月ちゃんのセンターにびびった。
三角形の頂点で戦場シーンで踊りまくってた。
うちの姉のテンションが上がりまくるだろうなぁ……と思いながら観た。(当然ながら想像は当たってた)

さすが小公演、さすがキムシン。
ジェンヌさんとファンの心をつかむのうまいわ!

舞月ちゃんの役・段韶は将軍。
蘭陵王の武術師範でもある。

舞月ちゃんは学年のわりにあまり芝居がお得意ではないという認識なのだが、初っ端以外は気にならなかった。
美少年(蘭陵王)に「脱げ」と命じてもエロくならないのがさすがの舞月ちゃんである……って褒め言葉になってるのかどうかわからない。
キョンが演じまくっていたスケベ系おっさんの役が舞月ちゃんに回って来る日はあるのか!?

武術師範としては、殺陣がゆるかったのがちと残念。
殺陣、できそうな気もするんだけどなー。

三角形の頂点のあとのまりんさんとのデュエット(?)もびびった。
ほんと、別箱ならではの扱いだなぁ。
まりんさんにお芝居を習ってくれますようにと祈りながら観た。(私の立ち位置が変なのはいつものことである)

どうでもいいが、この場面で「私はあなたに愛愛愛」を思い出した。
そういやあれもキムシンだったな(『虞美人』です、念のため)。

・とても楽しい公演だったので「ざっぱーん」「ぶくぶくぶく~」「茶番だ」はよく姉との会話で使われるようになりました。
キムシンのセリフは強くてすごい。

・語り部・おいちさんの日本昔話感よ……。(中国ものだけど)

おいちさんの語りによって「昔話ですよ」と提示されるので、最初のほうの「なにし始めるんだ、オイオイどうしたらいいんだい」な展開もエグくならんのである。たぶん。

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