宙娘1空位

2021-02-02宙組

みりおん退団後の宙組トップ娘役についてのお知らせが出ました。

宙組 トップ娘役について
2016/12/26

この度、宙組トップ娘役 実咲 凜音が、宙組東京宝塚劇場公演『王妃の館 -Château de la Reine-』『VIVA! FESTA!』の千秋楽(2017年4月30日付)で退団致しますが、実咲 凜音の退団後、固定的なトップ娘役は当面の間設けず、公演ごとに柔軟な配役を行って参ります。
作品ごとに配役を行うことで、様々な娘役がそれぞれの個性を発揮し、バリエーション豊かで魅力的な公演をお客様にお届けして参りますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。   

宙娘1の座は空位。
みりおん退団後のトップ娘役は不在。

こういう人事はかつて月組と雪組でも行われたことがありました。
私の知っているところだから、まぁ近年です。
あさこ時代の月組とキムラさん時代の雪組。
そのときのヒロイン格は月組はあいあいとしずく、雪組はみみちゃんと夢華さんだったかな。あゆっちもか?
で、トップ娘役不在という発表に私はげんなりした覚えがあります。
娘役ってなんだろうと考えたりして。

でも、今回は別です。
ぶっちゃけアリだと思ってました。
発表前から、(今後の状況次第でもありますが)このパターンを望んでいたと言ってもいいくらいです。

という理由は単にうらら様がめちゃくちゃ好きだからです。
そして、私の脳内人事(希望)はうらら様を中心に回っているからです。

私はうらら様にトップ娘役になってほしい。なれるもんならなってほしい。
且つまかうらの並びが好きだ。ものすごく好きだ。
真風も元々好きだし、まかうらの並びはビジュアル最強だと思ってる。
これだけ大人っぽくゴージャズな並びはそうそうお目にかかれない。きっと歴代屈指だ。102年分のトップコンビの並びなんて知らないけど。
ゆえに「まかうら」が第一希望だ。

さて、みりおん退団後の次期トップ娘役を目されていたのは主に2人。
言わずと知れたうらら様とまどか。
で、どちらかがまぁくんの「後妻」になったと仮定する。

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《パターン1》うらら様の場合

うらら様は学年も学年だ、まぁくんを見送った後、真風就任まで残ってくれるだろうか。
ていうか歌がアレすぎて、相手役を変えて何作もやっていいものかどうか。
私はいいけど、うらら様ファン以外の宙ファンは怒らないんだろうか……?

娘1就任は嬉しいけれど「まかうら」が遠のくので諸手を上げては喜べない。

《パターン2》まどかの場合

まどかは若い。そしてちゃんとできる娘役だ。
タナボタで就任しているわけじゃない。
そんな彼女がまぁくんの「後妻」だけで終わるはずがない。

となると、まどかは真風とも組むのだろうか。
「まかうら」は無理だったか――というのと、単に真風とまどかの並びが合わないのでコンビとして食指が動かないというのがある。(『ヴァンパイア・サクセション』はきつかったなぁ……)

まかまどでないとすればまどかはどこかの組に組替えか?(となみちゃんのように)
それもそうそうある話じゃないしなぁ。

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というわけで、まぁくんの「後妻」がうらら様でもまどかでも私的にはびみょーだったんである。
じゃあよその組の娘役がやってくるのはどうかというと、

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《パターン3》他組の娘役がやってくる場合

え、うらら様もまどかもいるのに?
堂々たるヒロイン格の娘役がいるのによそからやってくる意味はなによ!? 意味わかんない

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と、言うまでもなく「却下」である。
その娘役がトップ娘役にふさわしいかどうかということは無関係に、宙組で、うららまどかの両方をさしおいて就任させる必要性があるのかと。

このようにパターン1~3それぞれに不満や不安があり、かつ私の要望を充たすパターンとなると限られてくる。

すなわちトップ娘役不在だ。
そしてもちろん(いつになるかわからないけれど)まぁくんの後を継いでまかうらが揃ってトップに立つことである。

トップ娘役不在というイレギュラー人事が行われることによる問題や組内外の不満はきっとあるのでしょう。
かつて月組・雪組の人事発表で私がいろいろ思ったように。

それでも私的には「アリ」な人事です。
前にも書いたとおり、私はあくまでうらら様中心に人事の希望をあーだこーだ言ってるから。
歌劇団にとって、宝塚にとって娘役トップとはなにか? といった大局的な見方とは無縁のところでものを言ってるだけです。

ところで、トップ娘役不在になったところで、うらら様の今後が保証されたわけでもないんですよね。
トップ娘役に就任することがあるのか、あるとしていつ・どこでなのか、はたまたそういう日はこないのか。

いろんな可能性がありますが、残念な結果に終わったとしてもそれはそれ、です。
どうにも歌えなかったのが理由だろうなと諦めもつきます。
「消える高音」が魔球のようにトリッキーな技術として使えたらいいんだけど。

あ、トップ娘役不在ということはまぁくんはいわゆる「ヤモメ」になるわけですが、「様々な娘役がそれぞれの個性を発揮し」という言葉に、赤い大きなソファーで「子猫ちゃんたちおいで」とまぁくんが両手を広げている姿しか浮かびませんでした。

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