『双頭の鷲』感想・３
●一番舞台に出ている時間が長かったのはストーリーテラー役のそらだったんじゃ……。
紗幕の後ろでもなく、舞台下手前方にほとんどいたからねー。大変そうすぎる。
ストーリーテラーはストーリーテラーだけあって、『エリザベート』で言えばルキーニみたいな感じ。
また、そらの見た目や芸風的に雪エリザのキムラさんを思い出しちゃうっていうのもある。
理事様のスタニスラスがそもそもルキーニ的な役で、役の雰囲気的にはそらのストーリーテラーがルキーニ的で……と頭の中がちょっとごっちゃになった。
下手に『エリザベート』と『双頭の鷲』を重ね合わせようとしなければいいんだけど。
２幕初めの客席からの登場と客席釣りは楽しませていただきました。
あんな口説かれたら……死ぬわ。
色気あるなぁ。
●パパラッチたちも出ずっぱり。
歌って踊って芝居してだけでなく、ビニールの薄い紗幕（？）の後ろに座っていたりもして、大変だろうなぁ。
あの見えるような見えないような位置というのはふと集中力を欠いてしまいそうだ……と思ってしまったのだけれど、ジェンヌさんたちはプロだからきっと大丈夫なのでしょう。
・ゆみちゃん、めっちゃ美脚。
拝ませていただきありがとうございます。あれはガン見する……。
・もあちゃんだったと思うんだけど、男装には震えた。（ええ、男装やら女装やらが好きでヅカに足を踏み入れた女ですよ私は）
いや、男装じゃなくてマニッシュなだけか？ どちらにしろありがとうございます。
・エビちゃんはクールでかっこいい。
・星月くんだったと思うんだけど、そら相手にゲイゲイしいこと始めたのにはびびったぞ。
思わずこういう感じ ＜●＞＜●＞ になったわ。
・パパラッチだけど、皇太后の役目も果たすのは瀬戸花さん。けっこうおいしいポジでした。
・それ以外の下級生たちもいい声でちょっとしたセリフがあったりして、配役が出たときの心配よりははるかにいい見せ場がありました。
