星全ツ版『Ａｍｏｕｒそれは…』感想・３
７月はじめに観た全ツ梅田の感想の続き。
（大劇場公演を観るまでには書き終えたいなと思ってました……）
記憶があやふやなのでざっくり書きます。
●まさこ様が２番手だか３番手だか格で使われてましたが、なんか歌がうまくなってた？
気のせい？
覚悟してたのに肩すかしくらった気分で……いやありがたかったです。
●娘役の２番手・３番手格がはることゆあちゃん。
はるこはいつ見ても天使なー。
ああ可愛い。
ゆあちゃんがこうやって使われてるのが嬉しい。
星組版『おかしな二人』でヒロインっぽいところをやってた以外はあまり役付きよくないイメージだ。
実力はあると思うんだけど。
ただ、なぜかゆあちゃんって顔を覚えにくい……。
プログラムの写真などを見ると可愛いなぁと思うんだけど、舞台上だとちょっと地味なはるこって感じ。
なんかもったいない。
●礼くんはものすごい勢いでぶっとばしてた。
「今までもしかして遠慮してたの？！」というくらいのすごさだった。
これを見れてよかった。
これまで遠慮してたかどうかはもちろん知るよしもありませんが、トップがみっちゃんなのでどんだけ体当たりしても大丈夫だもんね！
今までだって充分うまかったのに、うまいだけじゃないなにかを出してきたなぁ。
スターオーラを感じました。
宝塚は上手いだけじゃスターになれない場所だと思ってるし（それは別格の仕事に位置づけられがち）、礼くんは主にスタイル面で不利だと思ってたんだけど、今回そんなのはどうでもいいわ！と思いました。
痩せたせいかビジュアルもかっこよくなったし。
要は、なにかこちらを圧倒してくれるものがあればいいんだ。
●宙組では蘭寿さんとみっちゃんが歌っていた「若さ、スパークリング！」はまさこと礼くんで。
ちゃんと若さがスパークリングしてる感じだった。
まさこ様は当時の蘭寿さんたちと年齢的に大差ないはずなんだけど（笑）。
●みっちゃんの王子・トリスタンのカツラはなんとかならんのだろうか。
冠の上に見える部分と下がった長い髪の色が違っていて、最初は「ハゲてるのか、なんなんだ？」と思ってました……。
●フロリダの風の狂宴の感じがものすごく星組っぽかった。
黒塗りとかよくやってたし。
ここまで風ちゃんは「レディーです！ ヒロインです！」な感じで頑張ってきてたんだけど、この場面がやっぱりしっくりくるなと。
私の思い込みかもしんないけど。
●みっちゃんがひとりで客席を回って歌う。
ここだけ「ホクショーさん歌謡ショー」だった。
でもとってもプロ感があふれていた。
ありとあらゆる意味でおもてなし。ただでは帰さない。
男性の手を取って歌ってたような（笑）。
羨ましいけど、実際やられたら笑っちゃいそうだ。
みっちゃんの衣装がオレンジだったので「ああ、みっちゃんの守護色……みっちゃんは守られてるんだな（何から？）」とわけわからんことを思いました。
ヅカっぽいかどうかはともかく、みっちゃんの歌は気持ちいい。
ダンスも好き。
遠目にぼーっと見てて「誰だあれ」と思うとみっちゃん、ということが過去に何度もあった。
ダンスの良し悪しはわかりませんが、無駄なくきっちり踊ってる印象だ。
実力派のトップさんが出てきて嬉しいです。
●９５期生初舞台ロケットは大好きでしたが、さすがに全ツではやらなかった。
まぁ無理だとは思ってました。長いし、アレ。
●パレードでは礼くんがポコまおという上級生をさくっと抜きました。
ポコちゃんはともかくまおくんはバックも強そうだけどなぁ……。（おじいさまが）
でも納得です。
