ありちゃん主演の星組博多座公演『ME AND MY GIRL』10月28日(土)15:30の回の感想の続きです。
・ほのかのマリア公爵夫人。
ほのかの舞台に外れはない、というのを今作でも更新しました。
歌よし芝居よし、40代くらいであろう控えめなメイクも似合っている。
ほのかちゃんの老け芸上手いなぁ。
「家つき弁護士」でのダンスも貴族らしくしゃっきりしつつも年齢相応の動きにしている。
フーガのところの「パーティーよ」のめかしこんでいるときの、まだ色気も残っている雰囲気も好き。
なによりランベスウォーク最後のビルとマリアの振り向きウィンクが可愛すぎる。
パレードのほのかちゃんは、きわみやなこちゃんより小股で歩いてくるのも年嵩のマリア公爵夫人らしくていいなぁ。
・きわみくんのジャッキーはまずでっかい!
だれよりもでかい。
いやああああ長身ですわああああ。
「美しい」と「でっかい」が交互に脳を支配する。
そして声も低い(笑)。
ガウン姿でソファの肘おきに腰かけてポーズを取るきわみくんは彫刻みたいだ。
身体はもうペラッペラで、衣装の胸元が浮くほど。
ビルに胸に手を当てさせて胸元が凹むのには…さすが……と謎の感動をした。
おかげさまでソファーでビルを誘うところは冷や冷やしました。
歌も芝居も頑張りましたねぇ。
ところで最後のスパンキングは今でもやらんといかんのだろうか……。演出に時代を感じる。
(じゃあ大団円に向かうためにどうしろってんだとも思うけど)
・登場時のぴージェラルドの寝癖が可愛い。
ぴーすけジェラルドは安心して観ていられる。
上手いわああ。
歌も上手くて、上手いだけにジェラルドがしっかりしてるように見えて、「仕事、すればちゃんとできるんじゃないかな」って感じだった。
きわみジェラルドとは身長差があって、蚤の夫婦だがこれはこれでいいコンビ。
・お屋敷の弁護士・パーチェスターはひーろー。
伸び伸びと自在に闊達にやっていて気持ちいい。
歌もダンスも上手いもんね。
・ありちゃんビルには、ときどきみりおを思い出す。
どっちも月組だからかな。
そういやありなこも首席コンビなんだなぁ、などと思った。
・調理場シーンのさやかりんちゃんの全力で歌ってる顔大好きだったわ。
・ロケットではりら様のトランジスタグラマーで脚長なのもすごい。
この学年でロケットというのもすごい。
・甲冑の子、がんばったー!
ずっと静止してるのって動くのより大変だよね。
早瀬くんです。
・執事ヘザーセット=オレキザキ氏の作品と無関係な色気が楽しい。
・仲買人ひろきくんは画面越しにも色気がある。目の保養&かれの芝居が好きです。
・あまり大きな役がない昔ながらの海外ミュージカルだけど、ソフィア・ブライトンの水乃ちゃんの美しさは眼福。
ブドウは本物2粒に、奥から出る小さいのはグミかな。
・Blu-rayは「主役のビル役及びジョン卿役で、水美舞斗と暁千星による役替わり公演を2枚組にて発売!」「<収録内容>公演映像(両バージョン全編収録)」だそうです。
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