まっつ本を読んだんだ

雪組,おとめ・レビュ本・写真集等

通称まっつ本(正式名称は『MISUZU 未涼亜季~My Style~』かな)を読みましたよ。
読み応えのある1冊でした。

写真が美しいのはもちろんだけど、インタビューなどの文章ががっつりあるのが嬉しい。
文章好きなんだよ。
どこが転機だったとか、役についての(裏話的な)思いとか、公演の思い出とか、いろいろと。
まっつの人となりがみえるようで楽しいのかな。

「The Spirit」では過去に演じた役の扮装をしています。
ルイ・バランタンとフランツ・ヨーゼフ、そしてジオラモ・ジュリアーニ。

ジオラモについては「当時では出せなかった役の威圧感や迫力を表現できたのではないかなと…5年の間に経験してきたものの大きさを感じました」とのことですが、ほんとにそうだと思う。
この公演はナマでは観てなくてDVDかなにかで観ただけだけれども、同じ役なのに同じ役に思えない。
5年のキャリアって、すごい。

「やさしいじかん」はキムラさんとの写真。
武庫川沿いを歩いてるだけの写真ですが、おだやかで晴れやかな表情がいい。

「MATTSU EYE」で、今の公演(『仁』ね)で飛ばしている紙飛行機が出てるんですが、なぜかジャイアニズム(笑)。
そして手塚治虫記念館で撮ったとおぼしき、ブラックジャックさんとのショット(同じ方向をむいて同じポーズとってんの)が笑える。
ご本人の思ってるとおり、似てると思うわ。

この本は、まっつパンダがふんだんであった。
「白黒つけましょう!」のコーナー、「どんな人?」のコーナー、それにカバーの折り返し裏とか…。

かわいい。
あんまりかわいくないところがかわいい(笑)。(失礼?)
変さ、おかしみ、味わいと笑いのあるパンダ。

まずパンダのくせにヒョロっとしてるんだよ。ボテっとしてないの。
ジェンヌの着ぐるみにどんとした小山のようなパンダなんて望めないわけですが…。(そしてそうなったら変なポーズをとりまくる写真はきっとなかったな)

まっつはヒトとしては美しいけど、キャラクター化されたパンダ的にはあんまりかわいくないからねぇ(重ね重ね失礼)。

べーちゃんからの質問(まっつ的にかわいいパンダとかわいくないパンダの基準はどこか、というもの)に対する答えが、けっこう該当してる気がします。

きゃびいさんのお言葉により、「雪組 AB型 一人っ子の会」のメンバーに、いまだにOGの真波さんが含まれていることを知った。
辞めても会にはいられるのねー。

まっつについて多くの人が「外見と中身のギャップがある」と答えているのに対し、あすくんは「見たままの方。」と。
まっつ好きとして、「私はほかの人よりまっつさんのことがわかるの!」アピールだとしたら面白いな、と勝手に想像して萌えた。

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