映画『国宝』2回目と舞台挨拶

映画『国宝』を見てきました。ようやくの2回目です。
1回見てすごさにやられてもう1度見たいと思いつつ延び延びになってたのですが、李相日監督が舞台挨拶に来られると知っては足を運ばずにいられませんでした。
シネマワールド福井にて、2月28日(土)12:40の回です。

客席は満員で、福井とは思えぬ盛況ぶりでした。
(福井は文化的なものに対する支出が少なめな土地柄です。おかげで美術館もゆっくり見られます)

2回目を見ると、初回にはなかった気づきのようなものがありますね。
喜久雄が屋上で舞ったときと、俊介が「曾根崎心中」で最後に見せたメイクが似てるなとか。芝居上で重ね合わせたのか、精神的な崩壊や病によって単に化粧が汚れただけでふたりを重ねる意図はないのかはわからないけど。

3時間の映画のあとに李相日監督のご挨拶と質問コーナー。
ご挨拶は動画・静止画とも撮影OK、質問コーナーは撮影不可です。

舞台挨拶のために全国行脚しておられる李監督、福井ならではの話を……と行きたいところですが福井ネタがないらしく、代わりにトム・クルーズが上映会に来てくれたときの話をしてくれました。

福井といえばカニで、「カニ食べたかったのに泊まりは名古屋だった」としょんぼりしておられました。だれか李監督と吉沢さんにカニ贈ってあげて!!お金持ちの人!!(他力本願)

質問コーナーは7~8人くらいに応じてくれたのかな?
質問者はいずれも女性で、これは全国的な傾向なんだろうか。

覚えてる話をいくつか。
内容は正確ではないのでニュアンスをお汲み取り下さい。

冒頭のやくざの決闘シーン、ガラスは飴細工だそうです。
現代の技術ならガラスなしの枠のみで撮影してCGでガラスが割れる演出を入れることも可能だけど、ガラスを割るところは演技の実感として欲しかったと。
ただ、飴細工のガラスがとても高価で、今なら10枚でも20枚でも用意しろといえるけど、当初はこんなに映画が売れると思わなかったのでガラスは1枚きり。その1枚のために、俳優さんたちと何度もリハーサルを重ねてぶじに一発撮りで大丈夫だったそうです。

吉沢亮さんを主役の喜久雄に起用したのは、底知れない感じがあるから、それが喜久雄に通じるからと。
喜久雄の少年時代の黒川くんは、顔が吉沢亮さんに似てるかは重視してなくて、目の力とかが似てることを思っての起用だったそうです。

どちらも女形としての化粧が似合うかは考えずに起用して、撮影の際になって「似合いますように」と。

映画化にあたっては、どの場面を使うか、どう切り貼りするかというのではなく、別の作品であるという考え。
シーンの選択も、「この物語は喜久雄の一生だから」というテーマに沿ったものにしてあり、屋上で舞う場面もそれに沿って作られたシーンであるといった感じのことを言っておられました。

トークショーのあとは監督のお見送りあり。
お、お茶会か……!?
出口で軽い挨拶と、要望に応じて握手してくださいました。
李監督の手はひんやり柔らかかったです。

2

コメント

タイトルとURLをコピーしました