『高校中パニック!小激突!!』パルコ劇場公演12月7日(土)14時の回を観てきました。
・「あまちゃん」が楽しかったので観に行ったんですが……ひたすら合わない。
テンポもいいし面白いんだろうけれど(少なくとも寝なかった)、「花とゆめ」と「コミックボンボン」くらいの差?
(別にヅカが「花とゆめ」だというわけではない)
これは作品がどうこうというのではなく、私が観に行ったことが間違い。
・ざっくり言えば、2つの高校が渋谷で激突する話。
で、両校の生徒を同じメンバーで演じるんですね。(だからみんな2役とかやってる)
7人兄妹を一人で演じてる人もいる(笑)。
で、この7人兄妹の名前がひどいのですよ。そして次々出てきては死ぬのですよ。
すっごいしょうもない理由で。
挽歌(というにはアレだが)も歌われるんですが、それも非常にバカなノリです。
このバカバカしさに身を委ねてると楽しいと思う。
だてに「バカロックオペラバカ」と謳ってない。
どちらの生徒もキャラが濃い。
そしてバカだ。
だから楽しい。
ただし美しくはない。
「乳首」が2度(3度)出てくる校歌とか、バラエティ番組のノリです。
そういや私、お笑い系のバラエティ番組、ほとんど見ないもんなー。
だから完全に相性の問題だと思う。
納豆を好きかどうかとか、クラシック派かポップス派か演歌派かレベルの話。
・ありとあらゆるネタがふりまかれ(1分間にいくつネタを仕込めるかを競ってるレベル)、笑いどころ満載です。
だから私との相性はさておき面白い作品だと思います。
あ、でも「体の痛みを感じない」(正確には遅れて痛みが届く)≒「人の痛みがわからない」はしっくりこなかった。
あとネタ満載、笑い満載の舞台だけれど、言いながら笑っちゃってるときがあって、そういうのを見ると冷める。
「オレ今超面白いこと言ってるー」みたいなのが透けて見えるとイヤなの。
透けるどころの話じゃないけど。
女の子のアイドルはかわいかった。
プロっぽかった。
・あと舞台が渋谷だし上演してる場所も渋谷なので、ご当地ネタがふんだんに出てきます。
「センター街を中心に」くらいならぎりぎりわかるんだけど、「プロントがあったあたり」とか言われるとお手上げです。
爆笑しているほかのお客さんを尻目に「ちくしょう……東京者め……」とちょっくら拗ねてみました。
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