『金色の砂漠』感想・1

花組大劇場公演『金色の砂漠』11月20日(日)午前の回を観てきました。
「宝塚市民貸切」でした。
実は市民じゃないけど運よくチケットを譲っていただけたのでもぐりこんできました。

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今回が初見。
まだ予定は入れていないけれど、もう一度観たい舞台です。
プログラムに書かれている場面ごとの説明を読んでいたこともあり、初見でも話は充分にわかりましたが、2度目3度目と回数を重ねればまた新たな発見をするのでしょう。

・美しい舞台でした。
セットも言葉も世界観も出ている人たちも。

城の広間がすごく好き。
あの色味、作り、ライトの当て方がとてもきれい。荘厳です。

・かれーちゃんの美しさがすごい。
鬼神に魅入られる美しさとでもいうのか。

かれーちゃん演じるテオドロスがタルハーミネに求婚しているとき、寝そべっていた彼が枕を外し、花を編んでいるタルハーミネの膝に頭を預けるというシーンがあるのですよ。
これ、美しくないと許されないから。
まだ夫になったわけでもないのにそれをできるテオドロスという人はすげーわ。

その後、攻められた彼は国を捨てる選択をしますが、それは彼の功利的な性格によるというだけではなく、タルハーミネの愛を得られなかったからなのかなと。
結果はもしかしたら同じかもしれないけれど、もしタルハーミネがギィに心を残していなければ、あるいはテオドロスの愛に応えていればもう少し躊躇いがあったのではないかと思わずにいられませんでした。

でもタルハーミネにそんなことはあり得ない。
テオドロスの美しさと孤独が心に残りました。

・基本的には重たい話で、愛憎が渦巻いてます。

そんな中、求婚者・タソのゴラーズさんはとてもいい男でした。
汗っかきで鳥を愛し、穏やかで心優しい。
自分とビルマーヤと、ビルマーヤの奴隷・ジャーのために自ら飲み物を用意してしまうような。

彼には最後まで幸せに暮らしてほしかったなぁ。
彼が不幸だったとは思わないけれど。

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