宝塚がなくたって、それで世界が崩壊したりはしない。
どんなに偉大なジェンヌが辞めようが、どんなにファンから愛された人が宝塚と訣別しようが、世界全体の1%も変わりはしない。
いつまでかはともかく宝塚はこれからも続いていくし、組だって「変わる」ことすらあれ、なくなったりはしないのだ。
そんなことは百も承知のうえで、ハマコの退団で「崩壊」という言葉が浮かんだんだ。
世界が崩壊する――そんな気持ち。
2009/12/26
雪組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(雪組)
未来優希
彩吹真央 ―すでに発表済み―
神 麗華
大月さゆ2010年4月25日(雪組東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
貴穂しゅう
2009年12月26日付で退団
ハマコ先生が『ソルフェリーノの夜明け』で退団する。
噂はあった。
だから覚悟はあったと思う――たぶん。
(そのために全ツ梅田に行ったのだし)
加えて、これもネット上の噂だが、
ハマコはコムロさんたちと同時退団を希望していたところ、コムロさんに「組に残れ」と言われて残ったらしい
というのも聞いたことがあった。
専科に行ける人。
管理職として組に残ってほしい人。
形はどうあれ宝塚に骨をうずめてほしい人。
ファンとしてそういう要望はあるけれども、いつかは辞めてしまう人、という感覚が自分のどこかにあった。
だから、やっぱり私は冷静だ。
来たるべき日を迎えてしまった、と感じている。
わがままで言うならもちろん辞めてほしくはない。
宝塚で活躍する彼女を見ていたい。
だが、ハマコにはハマコの人生がある。
宝塚ではできないこともあるだろう。
それに、他ならぬハマコにとって宝塚が骨をうずめるべき価値のある場所なのかどうかもわからない。
だから退団する彼女を見送ることしかできない。
願わくば、宝塚での最後のステージが素晴らしいものであるように。
そして退団後の人生が輝かしいものであるように。
なしうるならば、東宝エリザでゾフィーを演じてほしい。
生々流転。
諸行無常。
ハマコが辞めてもゆみこが辞めても、私は宝塚のファンは辞めない。
ただ、次の舞台がちょっと色あせてみえるだけなんだ―――と、思う。

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