『幽霊刑事』を見たんだ・2

ライブ配信で見た『幽霊刑事(デカ)』で、月組生の芝居の巧さにうならされました。

脚本・演出にはちょっとな……と思うところもありましたが、
結局のところ出演者であるジェンヌさんの芝居がよければかなり満足してしまうのですよね。
(脚本等のレベルにもよるけど)

今回の主演と実質相手役である2番手のたまちなコンビ。
神崎と早川の掛け合いがすごくて!!
この2人のテンポ感、間合いの良さってのはなんでしょうね。
互いが互いを信頼し、甘えることなくベストを更新していくような気持ちよさがあります。

わかりやすい腐萌えとかは入れないんだけど、ないからこそのありがたみというか尊さというか……。
ほんといいたまちなですよ。

・たまちゃん神崎。
原作では須磨子と1回しか寝てない設定でしたが、ふつうにまぁ恋人同士で何回もって感じでしたね。
旅行とか行ってるし。

スーツ似合うわー。
トレンチコートもいいわ。
ほんといいお身体だわ。

そんなんでブランコ乗ってたりするのがまた可愛い。

「幸せだったか」「人を幸せにしたか」と愛に訊かれて「はい!」って言うたまちゃんはいい笑顔でした。
ガチファンが絶対泣くとこや。

・早川役のちなつはほんとなんでも演じるなぁ……。

役の性別も年齢も性格も選ばないのがすごい。(さすがに少女とかは無理だろうが)
ちなつが演じると、本当にそういう人がいそうに見える。人格レベルで演じてる感じがするんだよね。

青森出身で、訛りもあって、ダサめのメガネで、
彼だけ幽霊の神崎が見えてしまうがゆえに周囲からは危ない人扱いになってしまってるのもコミカルに演じる。
めっちゃ脚長いのに(関係ないか)。

原作では「なんで俺がやらなきゃダメなんだよ」的な葛藤が多めだったけど、今回の舞台ではほとんどなし。
葛藤してたまちゃん神崎とバチバチやりあうところを見たくもありましたが、そういうのなくしたから見易かったというのはあるかも。
約2時間半におさめないとだしね。

同じく東北なまりの女性警官・モチコ(妃純凛ちゃん)とのやり取りもおかしかった。
モチコは同郷なんだろうか。
妃純さんがめっちゃクセ強い演技してくるから、それに対する早川の図も面白かったです。

・なんか、すっごいのきたわ……と思ったのがさち花の「マダム X」=久須 悦子。
月組きっての演技派~~~!!!
さち花も、登場人物の人生を生きてる感じがする人。

唇のゆがめ方、笑い方、話し方などなにもかもがホームレス状態なんだろうマダムXの存在につながっていて、正直怖いくらいでした。
出てきた瞬間からうさんくさくて雰囲気あって、臭いまでしそう。
本来はお花と香水の匂いしかしませんことよ、な娘役ジェンヌだというのに。

さち花の存在感だけで宝塚版『幽霊刑事』のモトは取れた気がする。

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