『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』東京楽配信を見たんだ

月組東京宝塚劇場公演『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』千秋楽のライブ配信を見ました。
お正月3が日の終わりに千秋楽とはおめでたいったらありゃしない。

・チョンパで始まる日本物レビューが、おめでたさをさらに引き立てる。
華やか~~~。

でも「ウェルカムウェルカムうるせえよ」とはちょっと思った。すいません。

・この日はA日程だったはず。カゲソロはおはねちゃんとほたるちゃんですね。
どこまでも通る声と柔らかな声と、声質の違いがまだデュエットに深みを出す。
素敵な歌声でした。

・初舞台生の口上がないかわりに入ったのはれいこちゃんの「越天楽」。
この場面だけ、洋楽のクラシックで日舞を見せる宝塚の王道和物レビューとは違う雰囲気です。
知らなかったら面食らったかも。

日舞が格別に得意でもなさそうなれいこちゃんに単独の場面というのは荷が重そうなところ。
ですが、静かな気魄とでもいうべきもので、劇場や舞台を充たしているように見えました。

それに、れいこちゃんの美しさと相まって、コロナウイルス禍のいろんなものを祓ってくれそうでしたね。
麗しいことはありがたいこと。

それにしても、トップのたまちゃんにすらなかった単独ソロの場面を2番手のれいこちゃんが持つとは。
月組の次期は……と思わずにいられません。

・雪の巻。
松本様、宝塚最後の舞です。

からんちゃんを迎える松本様が見せる少女の初々しさ。たぶん初恋よね。
そして、ぐっさんのころにはやさぐれていて、松本様演じる「雪の女S」の人生が強く表れていました。

赤い着物の袖が、女郎の前帯に見えるところがあって、男のために身を持ち崩したのかな……?とも思ったり。

松本様とセリフを交わしたり激しく絡んだりするわけでもないのに、たぶんこの男のせいで苦労したんだろうなと思わせるぐっさんもすごいと思うのよ。

そして蘭くん。
なんとなく芸術家っぽい印象を受けました。絵描きとか。
そういう人を相手に恋するのもあまり幸せになりそうになく、苦労しそうである。

・月の巻はやはり美しい。
文化庁芸術祭賞おめでとうございます!!である。

たまちゃんを中心としたボレロがぞくぞくするほどで、2階から見たらさぞ美しかろうもの。
この場面、ほんと好き。

プログラムによれば「沈黙の闇から新月、三日月、十三夜…と段々と満ちていく月。」とあるのだが、満ち方が月食みたいだったのはご愛嬌なのだろう。
(日蝕がどう見てもプラネタリウムだった『邪馬台国の風』を思い出したわ)
セットの都合とかあるだろうし。

アルカイックスマイルなさくさくがなんかの菩薩っぽいのがツボ。
さくさくは、頭になにか盛れば盛るほど似合う。(タイのやつも似合ってた)

たまちゃんたち、えぐいくらいに要返ししてましたね。すごく軽々とやってたけどめちゃくちゃ大変なんじゃ……。
しかも両手だし。
見てるだけで手が吊りそうだった。

・れいこちゃんとおだちんがメインの「花の巻」。
れいこちゃんが愉快なことをしてると「美人なのにひょうきん犬だからな……」と思ってしまう。
『ピガール狂騒曲』のシャルルも愉快なおじさんだし、れいこちゃんの美貌をみると演出家はおもしろいことをさせたくなってしまうのだろうか。

プログラムには「妖しく神秘的な男役の誕生を」とありますが、妖しいっつうか面白い感じだったよ。
ていうか、この書き方からするとあの場面のれいこちゃんは役の中の性別は女なのか?
役名は「花の男」だけど。
(でも深く悩むだけムダな気はする)

役柄上、男役のお手本であるらしいおだちんの貫禄よ……。
おだちんも、なんでもやらされてなんでもやる系ジェンヌですな。

引き抜きによって早変わりしてくれるけど、元の衣装のほうが良く見えるのは問題だと思う。
プロローグ衣装に着替えないほうがいいのでは。

・フィナーレへ。

松本様のソロあり。
歌詞がちゃんと松本様への惜別の言葉になってるのが泣けますね。
『歌劇』の松本様を送るページに出ていましたが、いい歌詞です。

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