『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』配信を見たんだ

2020-12-08月組公演感想,専科公演感想,月組,専科

月組大劇場公演『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』のライブ配信を見ました。
映画館でのライブ中継は売り切れてたので自宅での鑑賞です。
(映画館は鬼滅効果で小さい部屋しか用意されてなさそう……なんとなくだけど)

初日に観て以来の『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』です。
和物ショーの美しさ、華やかさ、月組生の踊りの一体感、松本様の最後の踊り、口ずさみながら帰れる主題歌などなど……いずれも素敵でした。

配信を見ていくつか思ったことなど書き残しておきます。

・約1ヶ月の公演を経て、みなさん和物化粧がきれいになられた。
どうしても初日あたりは経験不足から大変なことになるので(特に下級生)。
日本物のお化粧が得意な方に教えてもらったり、研究したりしたのでしょうね。

元々きれいだったけど、れいこちゃんの美しさとちなつの色っぽさが目を引きました。
そしてゆりちゃんのお顔がすごく好きなのだわ。

・プロローグの歌手は、B日程なので咲彩さんとちづるちゃん。
どちらもきれいで可愛くて歌がうまい!!!
月組下級生娘役の将来が楽しみ。

・初舞台生口上は霧乃くんと乙華さん。乙華さん、きれいね。

・雪の巻。
松本様の大劇場最後の日の踊りです。
雪舞う千本鳥居の中、待つ女を演じます。

初日は乙女のまま年齢を重ねた印象だったけど、千秋楽は苦労してやさぐれもして……という人生を感じました。

デイリースポーツの記事によれば、ニューヨーク公演で使用した赤の衣装をお召しになっていたのだとか。
思い出もひとしお、といったところですね。

 今回の退団公演では、このニューヨーク公演でも使用した赤の衣装を着用。当時の色は現在では出せないといい、帯だけ新調。ビバルディ作曲「四季」の「冬」の曲にのり、女性の情念を宝塚らしい品をまとい舞った。

デイリースポーツ

・さち花のカゲソロの美しさ。
学年を追って経験も増えて、歌声が磨かれてきたなぁ。

・「幻」として出てくる男役3人(からん、ぐっさん、蘭くん)もよかったです。
からんちゃんは初恋の相手で、届かぬ人、といった感じでしょうか。
ぐっさんはどことなく悪そうで、そこから「雪の女S」(松本様)の人生が曲がっていき、どんどんやさぐれていくようになったのかな……などと。

・「月の巻」のボレロ、一度は2回から観たかった……!
フォーメーションがとてもきれいだと思うの。

・さくさくが天女みたいでしたね。
ああいった重みのある頭飾りが似合うのだわ。

・「花の巻」、あまり感じたことがなかったけどれいこちゃんとおだちんがちょっと似てる。
でもおだちんのほうが男くさい。
「鏡の女」たちといっしょにいるのは楽しそうだ。

・フィナーレの松本様の踊りのところ、歌詞もきちんと松本様を送るように書かれているんですね。
胸にじわりときます。

カゲデュエットのおはねちゃんと咲彩さんの歌もよくて、いい場面が作られていました。

松本様には在団64年のお仕事、お疲れ様でしたと申し上げたいです。

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