『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』感想・2

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●今作で退団される松本様の場面「雪の巻」。
ヴィヴァルディの『四季』の「冬」に合わせて日舞が舞われます。

千本鳥居のセット。
松本様のお衣装は、赤に裏地が黒の大振袖で銀の雪模様。
帯は椿。
手には傘。透明ですが、積もった雪が描かれていて安っぽさはありません。

とても美しい場面でした。
静謐さにあふれていて、静かな雪の世界と想い人を待つ女の情に心うたれます。
宝塚生活60年以上に及ぶ松本様の集大成でした。

松本様の相手役として、上手セリからからんちゃんが、下手セリからぐっさんが、上手奥から蘭くんが順番に現れます。
ほぼ歩くだけですが、かれらの歩き方の美しいこと。
歩くだけで世界観を出せるというのは素晴らしいことです。

●「月の巻」は闇から徐々に新月・三日月……最後は満月になるエネルギーを表現する場面。
音楽はベートーヴェンの「月光」のボレロアレンジ。

下手にありちゃんとあまし、上手にちなつとくらげちゃんが長く垂らした髪を背で結んだ髪型で。
ちなうみはもはやコンビ感があります。

そしてセンターにさくら、たまちゃんはせり上がりで登場。2人は結い上げた髪型をしていました。

黒地に金の刺繍の着物、銀扇が黒い背景に映えます。
シックで華やかなセットと舞台衣装です。

ほかのメンバーは黒子風で顔が見えず驚きましたが、途中で顔を覆うものは取り払われました。
最初は闇や新月の暗さを表すために顔を出していなかったのかとおもいましたが、「密」な場面だけに新型コロナウイルス対策説もありますね。

次第に大きくなっていく背景の月と、月組メンバーの踊りの乱れのなさに圧倒されました。

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