
月組ガイズの東京千秋楽をライブ配信で見ました。
11月16日(日)13:30開演。
開演前、配信の画面越しの白い服の人がいっぱい。
副組長のさち花、娘役スターのみちる、若手男役の爽くんのラストデイです。
みちるアデレイド
役替わりアデレイドはみちる。
実はあみちゃん(彩海)アデレイドは見逃してます……Blu-rayに残るのはあみアデレイドのほうなので、それが救いです。
千秋楽のみちるアデレイドはドスをしっかり利かせていて迫力満点。
ネイサンと14年間婚約している年齢を感じさせる声の使い方ですが、昔から低めの声の役のほうがしっくりきてたよねぇ……などと、『るろうに剣心』の弥彦を思い出しました。
思い切りがよくて芝居の上手い娘役スターでした。
ちなつスカイ
大劇場ぶりに見たガイズ。
芝居の月組をしっかりと感じさせてくれました。
ちなつスカイはどこまでもスマートで、研20の経験を生かしたかっこよさ。
たたずまいも歩き方も視線のやりかた、手の使い方、足の組み方、帽子やサイコロなど小道具の扱いなど、どれもがスタイリッシュでかっこいい。
抜群のスタイルも健在で、ちなつスカイの衣装は脚が長く見えすぎないようにと逆の気遣いをされてるってほんとですか。
やわらかい声の響きにもうっとりします。
空想の世界では「パパでちゅよー」と「いないいないばー」のダブル使い。千秋楽スペシャルか。
スカイは実は出番はそれほど多くないけど、それを感じさせないほどにどっしりと見せられるのは研20の貫禄なのでしょう。
あましサラ
あまし演じるサラは、ギャンブラーたちを善き道へ導けない自分のふがいなさに対する内的な怒りが強く感じられる。
信仰心の現れであり、「お祈り姉ちゃん」と揶揄されるお堅さとなっている。
怒りのボルテージが高いので、その分が抑圧された心のハバナでの解放にもつながるんだろうな。
ハバナの場面、「わたしがベルなら」の酔っ払い演技の可愛さと上手さは健在。
このサラならスカイも本気になるよねと思わせてくれました。
うろ覚えですが、元宙娘1のウメちゃんが「大人びたビジュアルに、どこか幼い内面の雰囲気のギャップ」があましの魅力であるみたいなことを『歌劇』で書いてた記憶があるのですが、まさにサラなんですよね。
おだちんネイサン
おだちんのネイサンって、ちゃんとした社会人で仕事人に見えるんですよね。
アデレイドに「ハニー❤」ってデレデレしてるだけじゃなくて、ギャンブラーたちの信頼厚きやり手に見えるのがまず驚きでした。(前回の星組版がべにーさんだったから余計に)
賭場を探し続けるのも、ギャンブルをしたいというより、仕事として請け負った以上はきちんとやり遂げようという職業倫理に見える。
そういう凄みも持ちつつ、随所でキュートさを出してくる。
コメディが上手い人だ。すごい芝居だった。


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