『Fire Fever!』感想・3

雪組公演感想,雪組

New Fire

噂のあがちんセンターの場面。
真ん中似合う〜!ソロでも空間埋まる〜!!
新公主演でセンターやって違和感まったくないお人ですが、本公演でもセンターがくるとひたすらに胸熱ですね。

この場面は、コロナ禍で新人公演とかがしばらくできなかったこともあり、若手に経験値を積ませてお客さんに顔を覚えてもらう場面でしょうか。
若手ジェンヌさんのエネルギーの弾け方がすごい。
2人くらいで出て、ちょっとずつでも舞台のセンター近くにくるっていいよねぇ。

配信で見たムラ千秋楽は、あがちんはともかと一緒に両手を重ねる雪組ポーズをとってました。

と、場面を任されちゃう路線スターさんだというのに、あがちんが壁上スチールに入ってないってどういうことよ。びびるわ逆に。
海坊主でもあるのに。現・確定4番手だろうし。
とはいえ、壁の写真入れにぎっちぎちにジェンヌさん詰まってるからね。仕方ないね。(あれ空いてると悲しい……)
たぶん次の大劇場くらいからスチールが飾られるようになるのでしょう。

Finale

男役の衣装は宙組で見たやつや……。
あれ、娘役の洗顔ネットみたいな袖は大不評だったけど、男役だけだとわりとマシです。

フィナーレの歌手はあすくんとすわっち。
この公演、あすくんの歌が何度か聞けて嬉しかった。

シルバー衣装の咲ちゃんとと娘役群舞のところ、ムラ楽はリサはグリーン、あゆみは赤のコサージュをつけてました。
きれいだったなぁ。

デュエットダンス(一つの愛)

新トップコンビ・咲きわのデュエットダンスです。

前作『シルクロード』の亡国の王子と姫を思い出して泣けました。
あの幸せな二人が、新しい雪組に転生してまた幸せな歴史を創っていくのかと。

咲きわは、新トップコンビだけど安定感があります。
ひらめちゃんが花組に戻る前の雪組時代、けっこう組んでたもんね。互いに信頼しあってる雰囲気が出てる。

スタイルが良いキラキラしたダンサー・咲ちゃんと、しっとりしつつも少女らしい清新さも備えたひらめちゃんの並びはしっくりきます。

パレード

パレードのセンター降りは大盤振る舞い。
選りすぐりの超路線スターだけのセンター降りより、「うちにはこんなにたくさんすごいスターがいるんだよ」とばかりにざくざく降りてくれるほうが好きなんです。
新公主演・新公ヒロイン経験者はみんなセンターで降ろしちゃうもんね、という稲葉くんはいいやつだ。

今回もあやあがは2人降り。
2人の並びは色味の違う美男子同士でものすごく好き。
だけど、これもいつまでかなぁ……(とちょっとしみじみしてみる)。

あーさは堂々たる2番手羽を背負って降りてきました。
おおおお。ガチ2番手だ!!おめでたい!!
元気よくぶんぶん大羽根を振り回してるさまに、雪組を盛り上げるぞという気概を感じました。

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