星全ツ『風と共に去りぬ』感想・3
●スカーレットⅡのあんるはやはり出来る子!
「~裏表」の歌がちゃんと聞けるっていいなぁ。
礼くんのスカーレットといいコンビぶりでした。
●みっきーのベル・ワットリングは決して悪い出来ではないんだけれど、予想を超えることもなかった。
これで「残念」と言っては気の毒であるが、なまじうまくて期待値が高い人は大変である。
ちょっと物足りなかったのはソロの歌。
ベルの歌というより、みっきーのシャンソンショーのうちの1曲みたいに思えた。
芝居歌っぽく感じなかったんだな。
フィナーレでは最初にれんたさんと男役で出てきて、「あ、やっぱりこっちのほうがいいや」と思いました。
これからも男役を追求してくださいませ。
●娼婦役で「このクソババァ!」と追っかけていく子(おとねちゃん?)は、そのセリフが宝塚の娘役を超えた迫力で……正直もう少し娘役の枠の中でいてほしかった。
●さやかさんのマミーはさやかさんらしいマミー(ってなんの説明にもなってないな)。
汝鳥さんみたいにガチ泣きは誘ってこない。
派手さはないけれど笑わせたりしんみりさせたり、あたたかさのあるいいマミー。
そういや全ツで盆が回らないからかラストシーン(バトラーが玄関から出ていくところ)が変わってましたね。
普通に部屋(飲んだくれてるところ)からバトラーさんが去っていった。
●プリシーのぴよぴよちゃんはとにかく上手い!
ザ・子役専科だけどそれにとどまらない芝居のうまさがあるなぁ。
ほんと笑わせる。そして邪魔しない。
「スカーレット様が怒ると怖いー!」とか最高だ。
2幕は町のご令嬢役で出演していてこれも可愛かった。
今回化粧替えがあるのは彼女だけかな。
大変だろうけれど千秋楽まで頑張って。
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