『ルパン -ARSÈNE LUPIN-』7月27日(土)15時、28日(日)15時、30日(火)13時に観た感想。

●まさおのルパンはミステリアス。
シルクハットと黒のマントが似合い、なにを考えてるのか感情を人に読ませない、まさに「ミステリー」を体現してくれるようなクールな英国紳士。
まさおのマイワールド感が物語の世界観を作っていた。
人間・ルパンではなく、ルブランに「ヒーロー」と謳われる存在だった。
ただ、ほんとに何を考えてるのかわかんなくて、カーラに対する愛もわかりにくかったが…。
いいのか悪いのかはさておき、まさお節も絶好調。
第一音を伸ばすような言い回しはクセになる。(真似して遊びたくなる系)
歌が不思議な感じに心地いいので、うっかり眠りに誘われかけたぞ……。
●ちゃぴのカーラは「社交界の華」と呼ばれるには少々足りない。
それが残念。
父の死の直後で悲しみに沈んでいるというのは伝わるし、当時にしては進歩的な考えを持ち、彼女が愛されるに足る知性のある女性だというのもわかる。
しかし、落ち着いた上品な造形で華やかさを出すというのはむつかしいものなんだな…としみじみした。
ジュリエットやサリーなどを演じているときに華が足りないなんて感じたことはなかったんだけど。
しかし、カーラちゃんは気持ちのいい女性だった。
あれだけストレートに男性に愛を告げるヒロインってめったにいないような。
かけひきをしたり気をもたせたりするような素振りをせず、重さもウェットさもなく、真正面から愛を告げる。
しかも上品に。
ヒロインが素敵だというのは芝居そのものを気持ちよくしてくれる。
●みっちゃんのルブランは芝居は上手いと思うし歌は聴かせてくれるんだけど、そもそもあの役って必要だったのかと…。
『ルパン』の物語の外側にわざわざ枠を作って、観客が素直に物語に入り込むことを拒んでいる気がする。
物語に入り込めないから余計に退屈する。
みっちゃんのせいじゃないんだけど文句を言いたい。
しかし歌は気持ち良かったー。
●こんな感じで文句つけてますが、今週末また出かける予定です。
確定してないけど2~3回見るかな。
頭がごちゃごちゃするしたまにタルいけど、少なくとも不愉快な作品ではないです。
あとショーが楽しいので。
ちゃぴさんのリフトも復活したとお聞きしましたし。

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