『ISSA in Paris』感想

梅田芸術劇場『ISSA in Paris』を観てきました。2月14日(土)17時開演。
花組初日のあとに無理やりきたため冒頭は見れてないのですが(すいません)、面白いですねこれ。
バレンタインデーだったのでチョコレートをもらいました。

途中入場だったし感想を上手く言語化できる気がしないのですが、ちょっとだけ。

『ISSA in Paris』は江戸時代の俳人・小林一茶に空白の10年があり、その期間にフランス革命期のパリに行っていたという仮定のファンタジー・ミュージカル。
フランス革命期のパリは、『ベルサイユのばら』『1789』『ひかりふる路』『スカーレット・ピンパーネル』その他もろもろでヅカファンにはおなじみの世界です。
この架空の作り方が大胆で「んなわけないやろー!」なんですが、江戸時代と現代、物語世界と現実社会が交錯する様がこれぞ演劇という感じで気持ちよかったです。

江戸時代と現代、物語世界と現実社会が往還する。俳句がラップになり、言葉が感情をゆるがし、人をつなぎ、動かす。
ときに、江戸時代のパリの民衆が現代の人をまなざすときはドキッとしたわ。逆はよくあるけど。

私はふだん、宝塚などの演劇をふつうのエンターテイメントとして「消費」しているわけですが、この作品は自分と地続きの今の社会を考えるフックになる。演劇に役割が足される。
まぁ、毎回それを味わいたいわけでもないですが、違った楽しみ方ができるのも演劇の幅広さですか。

セットも面白かったなぁ。現代パリの図書館の本の隙間から江戸時代の日本人が顔を出すところ。

ラストの二重の雲のような虹のようなライティングも面白かった。そういう照明もあるのか。

外部の公演なのであまり出演者に詳しくなく……。
宝塚OGのゆみこちゃん(彩吹さん)とじゅんはなちゃんの姿を見られたのは嬉しかったわ。
現代パート・ISSAを演じた海宝さんはお名前は存じ上げております。よくミュージカルで名前は見るので。ていうか、仙名ちゃんのご夫君か! 元四季で、歌が上手いわけだ。
江戸時代の小林一茶を演じた岡宮さん、きれいなお顔だなぁ。こちらもお上手。

観劇日は一足先にゆみこちゃんが千秋楽を迎えたということでご挨拶あり。
ゆみこちゃんが演じた二つの役柄はどちらも俯瞰的な役で、袖でも見守っていたと。出演者に対しても母のような気持ちらしい。
あと休演者が3人いたらしく、スウィングの方がそこに入ってたのかな。
無事に舞台をつとめた座組にもエールを送っておられました。

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