『群盗』を見たんだ・1

2020-12-30宙組公演感想,宙組

姉がBlu-rayを買ったので宙組の『群盗』を見せてもらいました。
約1年前の公演ですね。

・作品の方向性やいかに。
世界観が分裂してたように感じた。

古典的な部分とアニメっぽいのがミスマッチ。
もうちょっとうまく混ぜるか、どちらかに寄せてくれたほうが混乱しなかったな。

導入部は群盗を責める市民たちの声で超シリアスなのに、そこから超ポップな音楽のプロローグが入ったり、アニメかメイド喫茶か?な雰囲気の女の子たちが出てきたり。
(この子たちなんだったん?)

ずがーんと落ち込んだところでいきなりポップな音楽入ったりさ。

いやほんと、どっちかに寄せてほしかったわ。

・みねりちゃんアマーリアの「私がヒロインです!」感がすごい。
ルリルリしてる~可愛い~!

ベタなほどに「ザ・宝塚のヒロイン」。

可愛いし、ドレス似合うし、歌もじょうずだし。
しかもお姫様っぽさとか「あ、この子がヒロインね」と思わせる力もあって、良いヒロインぶりでした。

・主人公・カール役のキキちゃんがきれいっっ。
学生時代は青春~♪って顔でキラキラしてました。
みねりちゃんからもらった指輪をあっさり差し出しちゃうあたりは「この考えなし!」と言いたくなりましたが、坊ちゃんだからねぇ。仕方ないか。
この人の好さが、仲間たちを惹きつけたんだろうな。

・ていうか、宙組生が全体的にスタイル良くてフェアリーだなぁ。
背が高い、脚長い、細いっ。

もえこも貴族スタイルが似合う。
長身にフロックコートとか最強よね。

・そんな中、スタイルがちょっと人間に近いシュヴァイツァー=ほまちゃん(失礼)。見ていて落ち着く。
ふつうの日本人ってこんなよね?と。
(いや、ほまちゃんだって一般人と並んだらめちゃくちゃスタイルがいいのだろうが)

いつもながらいい声で芝居上手かったわー。
落ち着いた学生。(群盗の一味にもなる)
ほまちゃんみたいな人がいると芝居のクオリティが上がる。大事。

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