『Grande TAKARAZUKA 110!』感想・3

月組公演感想,月組

6月9日に東京宝塚劇場で月組公演を観劇してきました。

いいお席だったー!!
ひたすら「浴びた」としかいいようがない。
美とかオーラとか気迫とかがシャワーのように降ってくる感覚。「観劇」じゃなくて「体験」でした。

こういう席もいつも座ってると慣れると思うんだけど、いつもまったり観られる席が多いので。
視覚のフレームからジェンヌさんがはみ出るというのが新鮮な経験でした。

・ショーのプロローグ銀橋、あみちゃんの深い眉間のシワにだいもんを思い出したわ。
めちゃくちゃ歌も上手いよなぁ。

・みとさんと若手娘役4人の銀橋。
「伝承」という言葉が思い浮かぶ。宝塚の、月組の、娘役芸の伝承。
これをカーテン前でなく銀橋でというのもけっこうすごい。娘役だけでなかなか銀橋に乗せてもらえないから。

「110年」の振りがわかりやすく可愛い。若干のお遊戯みがあるのもまた可愛い。

ていうか、若手娘役がいちご・ほたる・ゆらら・のりんの4人って歌選抜メンバーか?
どなたも可愛い。
月娘だからガツガツくるほうがイメージではあるけど、こういうぶりぶりに可愛いのもちゃんとやるのであった。

・イタリアのカーニバルはまずみちるの段違いツインお団子が可愛い。
猫っぽくもあり少女らしさもあり人でないもの(それこそ小鬼とか)のようでもあり。
こういう日常から離れた髪型も含めてカーニバルだなぁ。

しゅりんぷとまのんが目立つポジション。

金色の衣装を着こなすれいこちゃん。
もちろん派手だけど、違和感がないのはさすがのスター性。
海ちゃんの衣装の着こなしも素敵。

いろんなカップルが鮮やかな衣装で歌い踊るひたすら楽しい場面。

・ムラではびっくりした「アヴァンギャルド!」。
奇抜な衣装はそのままに馴染んでましたね。

あみちゃんのバン!と出る声が素敵だ。
そして銀橋下手の若の、えらそうな感じがやっぱり好きだな。思い切りがよくて、安心して見ていられる。

若手に親和性の高い場面だと思うんだけど、上級生には上級生の見せ方があるなと、るねうーぐっさんがっちたちを見て思う。

ちなつはもちろんこの場面の最上級生で、ふつうに考えると学年に似合わないような衣装をお召しではあるのだが、なにせちなつなので若干「私服?」みたいなところもある。
あましとの並びもお似合いで、プレプレお披露目な感じもしますね。

・スパニッシュな中詰。
ハット取ってぇぇぇ!!と思わんでもないが、これはこれでかっこいい。

同期での銀橋渡りががっつりあって、中村Bの愛だわ。
だれが同期かは知らなくても楽しめるけど、知ってると涙腺を刺激される。

客席降りはみちるちゃんが近くに。
手を伸ばせばタッチくらいしてくれたかもだけどやめておいた。
目の前で手をくるくるさせてるみちるちゃんは超キュートでした。

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